2022年の6月、やっとコロナが一段落し落ち着いてきました。
どこかに行こうかなあと思い、本場の中華を食べに横浜に行きました。
横浜の中華街ははじめてではないですが、
ひとりでゆっくり歩き回るのははじめてです。
2-3年間長野の山で暮らした私にとって、ドキドキでした(≧▽≦)
本場の四川料理とは?

重慶生まれなので、本場の味というと👇の感じです。
唐辛子と花椒たっぷりで、赤い山の中でお肉や野菜を探すイメージです。
「辛い!!!」
写真を見ているだけでも辛いのがわかりますよね。
でも、シェフに頼めば「ちょっとだけ辛いから~激辛」まで調節してもらえるので、
胃に優しい辛さに変えることが可能です^^

実はわたしは胃が弱くて小さい頃から週一回しか辛いのが食べられなかったです…
それで、バンクーバーに行ってから胃に優しい日本料理が好きになりました。
でも、せっかく中華街に来たので、本場の四川料理を食べたい!
小さい頃の味を、食べてみたいと思ったのです。
中華街には四川料理から広州料理まで、様々なレストランがあります。
看板だけ見れば、本物っぽい店も多いですが…
四川生まれの人が「おいしい」と感じる店はどれなのか、悩みました。
やっぱり麻婆か!
中華街について初日、まずは四川料理の店をみてみました。
一番有名な「重慶飯店」にするかなあと思っていたが、看板を見たら…和風の四川料理のイメージが湧いてきて…
後は麻婆豆腐がついている店をいくつか特定しました。
そして次の日、占いをしてもらってそこで働ている中華系のスタッフにおススメの店を教えてもらいました。
彼女によると、中華街で中国人も好んでいる四川料理の店は「四川麻婆 新館」です。

中華街の店はほとんど日本の味に調整したそうです。
やっぱり麻婆か!
宝を見つけたような気分ですぐ向かいました。
四川麻婆 新館はそれほど大きな店ではありません。
でも、料理から飲み物までいろいろ選ぶことができます。
しかも800円以下で定食が食べられるのです!
ランチメニューを見ると、
- 回鍋肉
- 麻婆豆腐
- 青椒肉糸など、日本では有名な四川料理がほとんどですが、
四川の中で有名な料理もあります。
そして、重慶生まれの人が知っている料理も!

私は水煮魚を頼みました👇

見た目は結構辛いですが、本場の四川では「ちょっと辛い」レベルです。

花椒の量が適切で、唐辛子の味とうまく融合していました。
後で聞いたのですが、シェフは成都の方だそうです。
実は成都の四川料理と重慶の四川料理は若干違います。
重慶は山が多いので、湿気がたまりやすいのです。
昔の人は唐辛子や花椒などを使って、体の湿気を定期的に出していました。
これも陰陽五行に基づく漢方+食の知恵ですね。
日本では、
関東・東北は醬油の味が濃いというのも同じ理由ですね。
一つの料理でその地域の文化・特徴を絶え間見ることができます。
今では戦争がおき、国と国の間では嫌な感情もますます強くなっている時代ですが、人間が生活するというレベルで見ればみな同じです。
誰でもおいしいものを食べて愛する家族と一緒に平和に暮らしたいと思うのです。
どんなことがあっても心の中の愛を大切にしていきたいですね。
ということで、
本場の四川料理を食べてみたければ、是非行ってみてくださいね^^
世界の平和を祈ります。