この記事では、顔出ししないVtuberスタイルでYouTubeをはじめてみたい方に、無料で動く2Dアバター:簡単なPNG版の作り方をお伝えします。
- 無料ではじめたい方
- かわいくて楽しい雰囲気を演出したい方
- はじめてバーチャルアバターで配信したい方
- パソコンで作成する方
こんな風に思っている方に特におすすめです。
本格的なVtuberになるには有料版のイラストソフトがおすすめですが、はじめてのVtubeチャンネルで、まずはやってみたいと思っているなら続きを読んでくださいね♪
Vtuberの種類
Vtuberというと、かわいいアニメキャラクターが動いているアバターが思い浮かびますよね?
例:2Dアニメ風VTuber
Vtuberは顔出ししないYouTubeチャンネルの新しいスタイルとして、近年高い支持を得ています。
Vtuberはアニメのようなキャラクターを使って、ライブ配信や、曲のカバー、教える系のコンテンツなど、幅広い分野で活躍しています。
Vtuberの種類は主に3つあります。
- 2Dモデル
- 3Dモデル
- PNG
2Dモデル
2DモデルのVtuberはよく見かけるスタイルです。
かわいらしいアニメの少女を使っているチャンネルが多いので、親近感がありますね!

2Dモデルの作成で有名なのはLive2D Cubismというソフトです。
イラストがあれば、はじめることができます。

Live2D Cubismは有料のソフトですが、45日間無料のトライアルがあります。
チャンネルのコンセプトがあり、本格的にVtuberをはじめたい人にはおすすめです。
でも、最初はなるべくお金をかけたくない、とか手間をかけないで配信したいと思っているなら、後で紹介するPNGもぜひ見てくださいね。
メリット
- アニメ風でかわいらしい
- 自由にカスタマイズできる(イラストが描ける人)
- 英語で配信しても違和感がない(アニメは世界中に大人気)
デメリット
- 時間がかかる
- お金がかかる(タブレット、イラストソフト、外注、2D Liveなど)
- 3Dより、動きに制限がある
3Dモデル
3Dモデルは、ほとんどの人が認識しているVTuberのイメージですね。
世界中で有名なVtuberたちは、3Dソフトで作られています。
例①:Kizuna AI
例②:Mori Calliope Ch. hololive-EN
3Dモデルだから、高いんじゃないの?
このように心配する人もいると思いますが、実は3Dモデルは無料で作ることができます!
その中で、Vroid Studioはもっとも有名な無料の3D作成ソフトです。
もちろん2D Liveと同じように、ラーニングカーブがあり時間もかかります。
でも、一年後に本格的なVtuberとして活躍したいと思うなら、Vroid Studioからはじめるのもいいかもしれませんね。
メリット
- 全身の動きがトラッキングできる(Full body tracking)
- プロ感を演出できる
- 2Dよりナチュラルで、カスタマイズできるところが多い
デメリット
- 完璧なアバターを作りたければ、お金がかかる
- 3Dモデルを依頼できるアーティストは2Dのより少ない
2Dや3DモデルはVtubeアバターに力を入れて本格的にVtubeをはじめたい人向けです。
でも、動画の内容が主役でアバターで動画の雰囲気をよくしたいなら、PNGだけでは充分です!
PNG
PNGTuberは海外で、特に非アーティスト系YouTuberの間でも流行っています。
PNGチャンネルの例
私も最近自分のPNGアバターを作りました^^

PNGを使えば、イラストのスキルがなくてもプロ級のかわいいキャラクターが作れます。
何よりもすごいのは、次の日からすぐ配信できること!

PNGアバターからはじめて、徐々に3Dモデルに変えていったYouTuberもたくさんいます。
しかも、PNGはゲームが有名なDiscordの配信でも簡単に使えるので、汎用性が高いです。
メリット
- スキルなしでもイラスト(PNG)が作れる
- 無料でできる
- 外注は2Dと3Dモデルより安い
- 人から動物まで、いろいろなキャラクターが可能
デメリット
- 動きは単一なので飽きる可能性が高い
- プロのVtuberと比べると劣る
PNGはすぐ作れるし、すぐ配信できますが、アバターに特化したチャンネルには向いていません。
しかし、教える系や内容重視のチャンネルなら、かわいいアバターがあると大きな差別化になります。
内容に力を入れいたい!YouTuberの方は、
これからPNGアバターの作り方を詳しく伝えていきますので、
私が作ったPNGアバターを例に、ステップバイステップで一緒に見ていきましょう♪
初心者VtuberがはじめやすいPNGtuber
PNG版のアバターはお金をかけずにできるし、ラーニングカーブも小さいので、初心者にはおすすめです。
PNGアバターを用意する:Charat
ステップ1は、PNGのアバターを作ることです。
ここで紹介するのはCharatという無料のオンラインプログラム。
登録するとすぐにかわいいアバターを作ることができます。

このソフトの特徴はカスタマイズが多いところです。
学生風のアニメキャラクターから妖精のようなキャラクターまで、好きなように変えることができます。
ちなみに、私のは狐の妖精です^^
作成が終わったらPNGとして保存してくださいね。

PNGを動かすのに最低2枚必要です。
口が空いているPNGと、口を閉じているPNGを一枚ずつ用意してくださいね。
PNGを動かしてみよう:Veadotube mini
Veadotube miniは海外のPNGTuberがかなり推薦しているプログラムです。
英語のみですが、やり方は簡単なので紹介していきますね♪
まずはVeadotube miniをダウンロードしてください。

ダウンロードするときは寄付のサインが表示されますが、無料で使えます。
圧縮されたZipファイルを解凍すると、以下のようになります。
赤い線を引いたところをクリックすると、プログラムが起動します。
最初に開いたときはサンプルのPNGがあります。
音声が接続しているなら、すぐに動きますよ。
それでは、Charatから保存した2枚のPNGを入れてみましょう。
口を閉じたPNGはここに👇
口が開いているPNGはここです👇

PCで作業しているなら、すでに声でPNGアバターが動いているはずです。
もし、デスクトップPCで作業しているなら、マイクをパソコンに接続してから音声の調整を行ってみてください。
- 緑のバーはマイクの感度です。
周囲に雑音があるときは、高く設定するとアバターの動きが安定します。
- 青のバーはリアクションのタイミング(感度)です。
すぐ反応してほしい時は低いレベルで設定しましょう。
声でキャラクターの反応の感度は変えられますが、もっといろいろな動きを見せたい時はこちらのボタン(赤で囲んだところ)で調整してください。
1は口を閉じたアイコンに対応しています。
何もしゃべっていない時の動きですね。
7つのレベルがありますが、好きな動きを選んでください。
2は口が空いているアイコンに対応しています。
喋っているときのリアクションを大きくしたい時はExcitingやNervousを選んでくださいね。
3は喋っていないから喋りだすときのリアクションをコントロールしています。
この変化を大げさに見せたい時はJumpを選んでくださいね。
この後紹介するのはバックグランドカラーです。
OBS(無料のソフト)で配信する時バッググランドカラーを透明にすることができ、どの色でも大丈夫ですが…
Veadotubeで編集しているとき、好みのカラーがいいですよね。
そういう時は下の図で示しているボタンをクリックして変えればOK!
ここまではVeadotubeの基本的な使い方です。
ホットキーで簡単に操作したければ、一番右のStateから作ることができます。
でも簡単なリアクションからはじめたいなら、これだけで充分です。
左の一番下のアイコンで保存すれば、次回でまた続きを編集できるようになります。
これが私が作った例です。

Canvaのデモスライドをバッググランドにしました。
アバターのリアクションは4つのセットで、ホットキーでコントロールしています。
OBSを使えばPNGをスライドに重ねてプレゼンスタイルで配信できます^^
この講座の中でVeadotubeで作ったアバターをOBS(無料ソフト)で配信する方法をお伝えしています。
PNGTuberのはじめ方【限定講座】
クリックして講座の内容をみる>>まとめ
いかがでしたか?
この記事は、「はじめてのVtuberの作り方:無料で2D(PNG)アバターを作る」をテーマにPNGで配信するVtuberの作り方を紹介しました。
PNGTuberはPNGアバターに時間をかけるスタイルではないので、顔出ししない教える系の動画配信にはおすすめです。
かわいいキャラクターがあるかどうかでずいぶん雰囲気が違いますよ^^
今回の記事を読んで、「私もPNGアバターを作ってみたい!」と思った方は、ぜひPNGTuberの講座をみてみてください。今では先着20人、特別価額で公開しています^^
クリックして講座の内容をみる>>きっとあなたの助けになるはずです!
応援しています^^