動画編集を仕事にしたい?未経験から稼ぐためまでの手順
- 2022.01.08
- クリエイティブなスキル
- 動画クリエイター, 動画編集, 未経験動画編集

動画編集は近年流行っているキーワードです。
特にクリエイティブな仕事をはじめたい方なら一度は考えたことがあるかと思います。
では、動画編集というスキルを身に着けると一体何ができるでしょうか?
この記事では動画編集仕事の種類を分析し、未経験からはじめる際のおすすめ手順や、案件を取るためのクラウドソーシングサイトを紹介していきます。
▼目次を開いて記事のポイントを読んでください▼
動画編集仕事:会社勤め
まず動画編集の仕事を会社勤めにする場合、どのようななっているかを見ていきましょう。
映像業界では、動画編集に関して主に「ビデオカメラ」を中心に働くクリエイターと、アニメーション系のクリエイターという2種類に分けています。
また、これらを細かく分類ると「制作」と「技術」を担当するそれぞれのクリエイターがいるのです。
制作系クリエイター

制作系クリエイターは映像の企画と制作を担当しています。
よく見かけるのはプロヂューサーやディレクターといった職業です。
プロデューサー
プロヂューサーは売れる番組と売れる商品の作成を目的でチーム全体を指揮いています。消費者のニーズを把握することはもちろん、世の中の流れを読んだり、面白い発想をするのも勝負どころ。
ディレクター
プロデューサーとよく混乱するのはディレクターの役割ですね。
ディレクターはプロヂューサーの企画やアイデアを実行するような人で、具体的なディティールを演出していきます。
つまり、現場の動きを指揮いる人です。
プロデューサーとディレクターはテレビ局、映画制作の会社や大手広告会社で活躍しています。
求人ボックス.comによると、映像制作の仕事の平均年収は約445万円です。

技術系クリエイター

技術系は、編集オペレーター、CGデザインナー、音声スタッフなどがあります。
編集オペレーター
ディレクターの指示を受けて映像の編集を担当します。
Premiere、AfterEffectsやPhotoshopなどAdobeツールに関する知識が求められている場合が多い。
CGデザインナー・CGクリエイター
CGというのはComputer Graphicsでコンピュータグラフィックスのことを意味しています。これはアニメーション映像で、おもに2D、3Dの映像やイラストを作成しています。活躍している分野は 映画業界、ゲーム業界や広告業界までど非常に多岐にわたっています。
音声スタッフ
音響スタッフは、コンサートや舞台、テレビや映画の制作現場において、マイクの調整や録音のバランスを管理する技術的なスタッフです。
これらのポジションは会社の所属の場合はもちろんですが、個人のフリーランスとして募集されることもあります。
気になる会社に入れなかったら落ち込む必要はないし、その会社が時々募集しているフリーランスの仕事を定期的にチェックしていれば十分です。
動画編集のフリーランスになることは会社勤めしたくない方の選択肢の一つです。
求人ボックス.comによると、映像編集の仕事の平均年収は約411万円です。

では、フリーランスの仕事について見ていきましょう。
動画編集仕事の種類:在宅ワーク
動画編集を在宅の仕事としてする個人の場合、主に二種類あります。
- 一つはコンテンツクリエイターとしてYouTubeを運営したり、インスタグラムの動画を配信するインフルエンサーです。
- もう一つはフリーランスとして企業や個人の案件を取る動画編集者です。
これは先ほどのセクションで紹介した技術系のクリエイターに似ていますね。
コンテンツクリエイター

コンテンツクリエイターは情報発信することで収入を得ます。
例えばYouTuberは広告収入と商品(サービス)を売ることで収入を得ています。
動画系インスタグラムインフルエンサーは人気を売りに、商品を紹介して収入を得たり、動画編集のオファーが来ることもあります。
そしてTiktokといった短い動画プラットフォームでは、直接商品を売ることで収入を得る人は多いです。
コンテンツクリエイターは自分のために動画編集スキルを使うので、映像業界ほど技術的な要求は高くありません。
人気が出て毎日動画を更新しているYouTuberは編集をフリーランスに任せてしまいます。
地元のビジネス動画編集

地元の動画編集は繋がりがあると取りやすい案件です。
例えば、地元のレストランのために動画を編集したり、学校のプロジェクトを編集したり、または地元の観光業界のために動画を編集することが可能ですよね。
大手会社ほどお金は多くありませんが、スタートしたばかりの動画編集者には向いています。
また、インターネットで集客するより、口コミの案件紹介が発生しやすいので、オフラインの営業が得意な方には向いています。
結婚式の動画編集

結婚式は高単価で値段設定できるビジネスです。
そして、カメラマンやメイクさんと組んで動画編集を行うフリーランスが多いため、かなり柔軟性が高いのです。
動画講座

動画編集ができれば動画を作って講座を売ることができます。
講座の内容は動画編集だけではなく、あなたが知っているテーマならなんでもスタートできます。
私は自分の動画講座をいくつか持っていてUdemyで販売しています。
プロモーションビデオ

こちらの動画は主にクラウドソーシングから案件を受注することが多い。
クラウドソーシングサイトというのは、プロモーションビデオがほしい会社とフリーランスを繋ぐプラットフォームです。
海外ではFreelancerやFiverrが有名ですが、日本にも有名なサイトがいくつかあります。
もし、動画編集意外にグラフィックデザインやライティングのスキルもあれば、より多くの案件が取れますよ。
この後はフリーランスがよく使っているクラウドソーシングサイトを紹介していきます。
動画編集でフリーランス:クラウドソーシング

クラウドソーシングは、個人や企業がインターネットを使い、不特定多数の人に仕事を依頼したり、発注をしたりする業務委託が行われるサイトのことです。

動画編集者が主に使っているクラウドソーシングは以下の4つです。
- クラウドワークス
- ココナラ
- Craudia
- ランサーズ
- Bizseek

クラウドワークス

クラウドワークスは上場企業を含む全国から10万社が仕事の依頼をしています。(2022年1月時点)動画編集はもちろん、ウェブサイト制作やライティングの案件を探しているフリーランスにも愛用しています。
利用の流れ
無料登録を行ってから「仕事を探す」の中から「動画・映像・アニメーション」を選びます。
\クラウドワークスに登録しよう/
詳細はクリックする>>ココナラ

ココナラは
個人のお悩み解決からクリエイターへの制作依頼までできる、スキルのオンラインマーケットです。
ーココナラ公式サイトより
安い金額のサービスが多いため、はじめて依頼する人にとっては使いやすいのです。

またプラットフォームのサポートも強いため、トラブルがあったときの対応は安心します。
安いから大丈夫かなあと、クリエイターとして疑問に思うこともあるかもしれませんが、ココナラで人気が出てくると月20万は問題ありません。
ココナラからはじめて自分で案件を取っていく人もかなりいますので、最初のプラットフォームとしては登録しておきたいのです。
利用の流れ
会員登録してから出品しましょう。
また公開依頼を見て気になった案件にどんどん応募してください!

\ココナラに登録しよう/
詳細はクリックする>>Craudia(クラウディア)
Craudia(クラウディア)は時間の限られた副業的な仕事や主婦の内職には適しています。
フリーランスにシフトする前にこのサイトを使ってみるのはいいかもしれません。
『Craudia(クラウディア)』は、メディア、マーケティングそしてテクノロジーを中心に事業を展開している『株式会社エムフロ』が運営しています。
Craudiaサイトはとてもナビゲートしやすいので、スマホからパソコンまで簡単に案件を検索したり登録することが可能なのです。
この記事を公開した時は100 万人以上会員数があり、日本最大級クラウドソーシングです。
また、インターネットセキュリティなど、定期的にサイトパトロールをしているため、安心して利用することができます。

利用の流れ
無料登録してから「その他」から動画系の仕事欄があります。
そこで募集している案件を探していけます。
企業側の「ワーカー探し」もあるので、登録するとオファーが来る可能性が高い。
\Craudiaに登録しよう/
詳細はクリックする>>
ランサーズ

ランサーズは2008年からスタートしたサービスで長年の運営ノウハウがあります。
未支払いを防止するため、「仮押さえ決済(エクスロー)方式」を採用し、ランサーズが先に報酬を補完するようになっています。
動画編集だけではなく様々なクリエイターに信頼されて使われています。
利用の流れ
HPを開いて「はじめての方へ」を読んでから登録しましょう。
\ランサーズに登録しよう/
詳細はクリックする>>
Bizseek

Bizseekの一番の特徴は依頼できる仕事の種類が豊富であることです。
またメインサイトを開いたらすぐ登録されているお仕事や登録しているワーカーのリストがあるので、仕事を依頼したい側や仕事を受けたい側にとっても見つけやすいデザインです。
また、この仕組みのいいところは、一旦実績を作ればBizseekがマーケーティングしてくれるので、いいものを作れば作るほど楽になっていきます。

\Bizseekに登録しよう/
詳細はクリックする>>

このように思う方もいるので、未経験からフリーランスで動画編集の仕事にする手順を紹介しますね。
動画編集を仕事に:未経験からのフリーランス手順

フリーランスとして動画編集を仕事にすると技術的なところを磨くのは大事です。
なぜかというと、実際に仕事を行ってくれる依頼主が多いし、アイデアを求めているわけではありません。
企業や個人のリクエストを受けて実際に編集ツールを使うことが多いので、編集のスキルや技術的な腕をあげることは満足度に繋がります。
でも、これからご紹介するのは「ただ案件を取るフリーランスのやり方ではありません。
これから紹介するのはクリエイターとフリーランスを同時に行い、収入源を多様化する方法です。
未経験から稼ぐまでのおすすめステップ
①動画編集スキルを学ぶ。
②好きなことで発信し始める。

③すべてのクラウドソーシングサイトに登録する。
④オンラインや地元のビジネスネットワークイベントに参加する。
①動画編集スキルを学ぶ
これは動画編集仕事の基本です!
動画編集のスキルは独学で学ぶことや、オンライン講座から学ぶこともできるので1-2ヶ月もあればすぐにマスターしていけます。
フリーランスとして活躍していきたければ、Adobe PremiereかFinal Cut Proを学べる講座がおすすめです。
でも、インフルエンサーを目指したり、月数万円の副業だけでいいのなら、プロが使っている編集ツールを学ばなくてもスタートしていけます。
私はYouTuberを中心に活躍していますが、Adobe PremiereやFinal Cut Proは使えません。
もちろん、綺麗な効果やエイキャッチな動画はできないけれど、私は「音」を強みに視聴者の体験を強化しています。
音が主役なので、画面の編集はそれほど力入れていません。
ですから、シンプルな編集ができてちょっとした効果が出せる初心者向け動画編集ツールMovaviを使っています。


無料で試せるので簡単に始めたい方にはおすすめですよ

YouTube動画を視聴してもらうためにはただ綺麗な動画では足りません。そのほかにSEO知識や視聴者へのベネフィットを入れないと集まってくれません。
もし、動画編集を仕事にするならぜひ自分のチャンネルを開いてみてください。
そうすると、今後の仕事は多様化していけるし案件も取りやすくなります。
②好きなことで発信し始める
好きなことを発信し始めると、映像プロヂューサーのような視点を身につくことができます。
また、一つ一つの動画を繰り返して編集するだけでかなりスキルがアップするので、フリーランスとして受けた案件もお客様の満足度が高くなります。
もしプロの動画編集スキルとYouTubeのはじめ方を一遍に手に入れたければ、私は佐原まいさんの講座「クリエイタージャパン:動画編集スクール」がおすすめです。

佐原まいさん自身は動画クリエイターであり、YouTuberであり、または講座を作った講師でもあります。
26才だけなのに自分の好きなことで生きている女性で、とても尊敬できる方です。
佐原まいさんの講座はAdobe Premiereの使い方からYouTubeの基本、またはフリーランスとして案件を取っていくための方法も教えています。
動画の学校では編集を学ぶだけで10万円以上がかかりますが、佐原まいさんの講座はYouTubeのはじめ方やフリーランス案件の取り方という大事なスキルも教えているのに8万未満です。

2~3ヶ月後月十万円を得ながら自分のチャンネルを育ちたい方に特に向いていますね。
\受講者の声/
今年は激動な1年でした
1月に休職して絶望の中動画編集と出会い
2月に佐原まいさんと
フリーランスや副業の働き方を知り3月から動画編集の勉強し
4月に退職とTwitterを始め
今すごく充実して
Twitterで沢山の方々と繋がれた事に感謝してます☺️✨来年もこんな僕ですがよろしくお願いします☺️
— コウヘイ🐒役者×動画編集者 (@kohei_TJ86) December 31, 2021
先日、憧れの佐原まいさん(@sahara_mai06)にお会いしてきました❣️
実際にお会いしてみて、カリスマ性もあり、何より努力家!優しく相手目線に立った発信も上手✨お土産交換もしていただきました🎁
動画編集目指したい方は佐原さんから学びましょう😊 pic.twitter.com/MKgEIhC9o0
— よねまり社長|BUYMA✖️女性起業家🌺美人百花掲載✨ (@YoneMari24) August 30, 2021
詳細はクリックする>>6月頃に佐原まいさんの動画を見つけ、
これだ!と思い立って7月にPC購入、すぐにCJに入会して勉強スタートしました✨勢いって大事なんだなって思ったことをすごく覚えています(笑)— あやか | 動画編集者 | vlog (@__ayaka__94) December 30, 2021
③すべてのクラウドソーシングサイトに登録する
学びながら自分のチャンネルでアウトプットを繰り返す。
少し自信がついてきたら、クラウドソーシングサイトに登録しましょう。
どんなサイトがあなたに合うか分からないのでできるだけすべてのサイトに登録することをおすすめします。
自分のサービスをオファーしながら公開案件に応募。
クラウドソーシングは営業の要らないプラットフォームなので、未経験者がはじめやすいのです。
最初は割引で案件を受けて、実績がついてきたら値段をあげていきましょう。

④オンラインや地元のビジネスネットワークイベントに参加する
アウトソーシングサイトやSNS(ツイッター)で十分な人が多いですが、人とのつながりが欲しい方にはネットワークイベントに参加することをおすすめ!
動画編集でご飯が食べられるようになったとして、一人の作業時間が長いので誰しも寂しく感じてしまいます。
その時、ネットワークで知り合った仲間がいるとかなり温かくなりますよね。
またオンラインで営業するのは苦手な方はオフラインの営業を試すべきです。
オンラインは主に文字、プロフィールとSNSのイメージなので、人間としての魅力は伝わりにくいかもしれません。
しかしイベントで出会った仲間は様々なリソースを持っているので、意外とオファーが来るかもしれませんよ。
クライエントを友達のように接したい方にはオフラインでの営業に向いています。
ぜひあなたのスキルだけではなく温かい魅力も伝えてあげてください。
まとめ
この記事では動画編集をテーマに
- 動画編集の仕事種類
- 動画編集の案件をとるクラウドソーシングサイト
- 動画編集の仕事を未経験からはじめる手順
を紹介してきました。
これから自由に仕事をしていきたいあなたには少し役に立てたら嬉しいです。

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