Webデザインは進歩の速いIT業界では欠かせないスキルです。
私が働いているIT会社ではデザイナーは5割ほどいますし、そのほとんどが女性です。
マーケティングを担当していますが、一緒にお仕事をしているチームの中には3人もデザイナーさんがいるので、彼女・彼らの仕事を毎日見ています。
この記事では会社でWebデザイナーとして勤めることを考える場合やフリーでやっていきたい時の違いについて紹介し、未経験のWebデザイナーからスタートしたい方にお仕事の内容や必要なスキルを紹介していきますね。
Webデザイナー:未経験からの道のり
私が働いているIT会社ではデザイナーさんは多いです。
特に女性のデザイナーさんが多くて、とても綺麗なイラストを描いてくれるのです。
そこで仲良くなった一人に聞いたことはあります:
未経験からWebデザイナーになるするためには、最低限どんなスキルを身につければ良いのでしょう?
そうしたら彼女はピンポイント的に教えてくれました。
- Photoshop(フォトショップ)
- Illustrator(イラストレーター)
- HTML/CSS
- JavaScript/JQuery
「なんか難しい….」と、聞いたときはそう思いました。
ですが、これからどんどん広がっていくWebのニーズを考えると、少しでも知っておいた方が強みになりますよね。
なので、ここではひとつひとつ紹介していきたいと思っています♪
Photoshop:主に画像補正や切り抜き。
Photoshop、Webデザイナーが使うデザインツールの中で最も重要なツールです。Webデザインに興味があれば一度は聞いたことのあるツールかもしれません。
実際にWebデザインだけではなく、YouTubeの画像をPhotoshopで作っているクリエイターも多く、本当にクリックしたくなるようなユニークなサムネイルができるのです!
Webデザインにおいて、Photoshopは主に画像の補正や切り抜きなどに使われています。その他、文字づめ(カーニング)と言われる文字の間隔を均等にするためにもよく使われているそうです。
一緒に働いている彼女は学校でこうしたスキルを手に入れましたが、IT業界18年、その腕は仕事中で磨いたそうです。
ですから、最初はうまく描けなくても仕事や副業で少しずつ磨いていけば大企業に転職もできますよ!
Illustrator:ボタンやバナーが作成できれば十分。
もうひとつデザインに欠かせないのはIllustratorです。
Illustratorは、Webサイトでよく見かけるボタンやバナーを作成する時に使用するデザインツールです。そして、アプリの開発やゲームなどにも、UI/UXの仕事で使われていることも多い。

本当に使いやすい商品はIphoneのように直感的に使えるもので、そのデザインを研究し、自社商品に生かすために、Illustratorの使いこなしも大切になってきますね。
私の同僚は最初Webデザインからはじめたけれど、だんだんUI/UXへシフトしてきました。彼女のパソコンを覗いたらいつもPhotoshopかIllustratorの画面になっています。
HTML/CSS:コーディングよりも仕組みを理解する。
実はHTMLとCSSは少し知っておけばいいです。
チームで働くときはこれを専門とするスタッフがいるので自分でデザインを実装しなくちゃということはほとんどありません。
では、HTMLとCSSを知るとどんなメリットがあるでしょうか?
それは商品のカパシティー(サーバーなど)に適したデザインが提案できるところです。
そのために、デザイナーやエンジニアが一緒にタスクを議論する姿もIT会社の中ではよく見かけるでしょう。
JavaScript/JQuery:動きのあるデザインに必要。
JavaScriptやJQueryは、Webサイトやアプリでよく見かける、ドロップダウンメニューなどの動きのあるデザインを作成する時に必要になるスキルです。
高度なスキルは必要なく、仕組みを理解してデザインに役立てることが重要です。
上記のHTMLを書くためにも、JavaScriptを考慮に入れたコーディングをする場面がでてきます。
特にこれからのIT業界はWeb3のトレンドに乗ってさらに「映像」を大切にしていくので、将来のキャリアを考えて学びたいですね。
どれくらいの期間で習得できるの?
ここまで読んでいただいて「うわ〜、たくさん学ぶことがあるな〜」と思っていることでしょう。
確かに、Webデザイナーになるためには必要なスキルがあります。
でも、最初から全てを完璧に奥深く理解する必要もありません。
最低限のスキルと仕組みへの理解があれば十分ですので、約2〜3ヶ月の期間でWebデザイナーとしての活動を開始する準備が整います。
そしてクラウドソーシングのサイトなどから小さな案件から実績を作れば、転職または独立もできます。
Web関係のスキルはこれからますます重視されます!
Webデザイナーの仕事:どんな資格が必要?
ここからは、Webデザイナーになるために必要な資格についてまとめていきます。
「え!Webデザイナーになるには資格がいるの!?」と驚くかもしれません。
結論から言えば、Webデザイナーになるために資格は必要ありません。
でも、資格を取得することでメリットがあることも事実。
ここでは、その辺のところをわかりやすくまとめてみたいと思います。
Webデザイナーになるのに資格は必要?
先にお話した通り、Webデザイナーになるのに資格は必要ありません。
とはいえ、企業に就職する場合でもフリーランスで案件を受注する場合でも、選考の段階でその人のスキルや実績が重視されます。
そういった意味で目にみえる資格があった方が、選考に有利に働くことが想像できますね。
Webデザイナーが資格を取得するメリット
Webデザイナーの仕事は資格がなくても始められますが、資格を取得することによって、次のようなメリットが期待できます。
正しい知識を取得できる
Webデザイナーの資格は、Webデザイン業界団体が主宰していることが多く、資格のカリキュラムは最新の業界情報をもとに作成されています。
受講することで、最新の知識を学ぶことができ、独学で学ぶより効率的に必要な知識を習得できるメリットがあります。
そして、これから業界で必要とされるスキルのトレンドがわかるので、0から独学するより最新情報をそのまま手に入れることになります。
スキルや知識を証明できる
資格を取得することで、あなたには基本的なスキルや知識があることが証明されます。
特に実績を作る前の段階では、就職や転職の場合でもフリーランスでの案件受注の場合でも大きなメリットになります。
資格よりも重要なポートフォリオ
資格は、あなたのスキルや知識を客観的に証明してくれます。
一方、採用する側や仕事を依頼する側の立場に立ってみると「本当に実務がこなせるの?」という不安が付きまといます。
そういった意味で、資格より重要になるのがポートフォリオです。
ポートフォリオとは?
ポートフォリオとは、自分の作品をまとめたものです。紙で作成する場合とWeb上で作成する場合がありますが、まずはWeb上で作成しましょう。
これまでにかかわったWebサイトの制作実績をシンプルにまとめるだけで大丈夫です。
「そもそも、制作実績がないんですが…」
大丈夫!ご自身のWebページを作成してみる、または無償で友人知人のWebサイトを作成するなど実績をつくる方法はあります。
私がよく使っているCanvaでは、こうしたWebデザイナーを応援するポートフォリオのテンプレートもありますよ。
興味があれば無料で試してみてくださいね。
Webデザイナーに向いている人とは?
それではここで、Webデザイナーの適性について見ていきましょう。
地味な作業が好きな人
Webデザイナーという名前からは華やかな印象を受けますが、仕事の大半は一人でパソコンに向かって行うことになります。
もちろん会社によりますが、私の会社で例えると、一日の作業はチームと話する部分10-15%、残りはひとりの作業タイムです。
一つのことにじっくりと向き合いながら、この手でデザインが完成していくことに喜びを感じたのであれば、Webデザイナーに向いています。
繊細な人
Webデザインは、写真の配置が数ミリ変わったり、文字の大きさやフォントが変わるだけでも、大きく印象が違います。
そういった微妙な違いに気づき、修正や改善が必要な仕事になりますので、おおざっぱな性格よりは、繊細な人の方がWebデザイナーに向いています。

怠けものな人
怠けものと聞くと、マイナスイメージを抱く方が多いと思いますが、ここでいう怠けものは、仕事を早く終わらせるために、効率的な方法を模索する人を指しています。
Webデザイナーの仕事は作業スピードも大切です。もちろん丁寧な仕事は大前提ですが、同じ作業を行うなら、少しでも楽な方法で行う。
そういった意味では、怠けものな人の方がWebデザイナーに向いています。
新しいものが好きな人
Webデザインの世界でも、常に新しい技術やデザインが生まれます。
新しい情報にアンテナを張って取り入れていくことが、デザインの幅を広げ、仕事の幅を広げることになります。
ですので、好奇心旺盛で流行に敏感な新しいものが好きな人の方がWebデザイナーに向いています。
Webデザイナーの副業:学びながら実績をつくる
未経験からWebデザイナーになるためには、最低限のスキルを学び、ポートフォリオに載せられるような実績を積むことが必要です。
ここでは、そのための最短コースをお話ししたいと思います。
「え!そんなことできるの!?」
はい。それが、できるんです!
これからご紹介する「SHElikes(シーライクス)」は、Webデザイナーに向けたオンラインスクールや、スクール生はシーライクス内の企業案件に応募することが可能。まさに、学びながら実績をつくることができますね!
SHElikes(シーライクス)とは?
SHElikes(シーライクス)は、Webデザインをはじめ、Webマーケティングやライティング、動画編集など、パソコンさえあればどこでも働けるクリエイティブなスキルを身につけることができる女性に向けたオンラインスクールです。
そして、学びながら案件を獲得することが可能なのです!
私が前その体験講座に参加したことがあります。こちらの記事を参考にしてくださいね。
Webデザイナーのフリーランス
Webデザイナーという仕事は、パソコン一つで行えます。
納期はありますが、基本的に働く時間を自由に調整できる仕事です。
ですので、企業に所属するのではなくフリーランスとしてやっていきたいと考えることもあるのではないかと思います。
ここでは、フリーランスでWebデザイナーをやっていく可能性とその流れについて、まとめていきますね。
フリーランスとしてのWebデザイナーの可能性
Webデザイナーとしてフリーランスでやっていくことは可能です。
2000年代以降、Webデザイナーの需要は右肩上がりとなっています。
GoogleやYahooを開いて検索してみれば、ホームページを持たない企業を見つける方が難しいでしょう。
一方、Webデザイナーの数も増加していることも事実です。
その分、競争は激しくなっていますし、近年のテクノロジーの発達によりノーコードでホームページが制作できるツールも増えてきている現状もあります。
でも、ここ最近のコロナ禍により人々の働き方は一変しました。
少し前はめずらしかった、在宅でのリモートワークも一般化し、その流れの中でフリーランスの存在も注目されています。
事実として、制作会社に依頼してホームページを作成するよりも安価な料金でフリーランスのWebデザイナーに依頼が可能です。
依頼する側としても同品質であれば安価な料金を求めますので、ランサーズやココナラなどのクラウドソーシングのマッチングサイトを企業が積極的に利用しはじめています。
そういった背景から考えても、フリーランスのWebデザイナーという選択は可能性としてあると思います。
フリーランスのWebデザイナーの働き方
フリーランスのWebデザイナーの働き方は、大きく分け2つあります。
在宅型
フリーランスの働き方で、最初にイメージされるのは在宅型でしょう。
最近は、クラウドソーシングのサイトでもこういった形の在宅案件は多くみられるようになってきました。
- 住んでいる場所の近くにデザイン会社がない。
- 子育てと仕事を両立したい。
- 働く場所と時間は自分で決めたい。
など、働き方に対するニーズが多様化している今、ますます注目されることになりますね。
常駐型
常駐案件は残業代が支給されたり、時短勤務が可能だったり、高単価であったりで人気です。
一方で即戦力が求められ、高度のスキルが必要になるケースが多くなります。
スキルに自信があり、経験も豊富な方であれば、こちらの働き方がいいかもしれません。
チーム型
この働き方は、上の二つとは少し違った角度から紹介しています。
WebデザイナーはWebサイトを制作することが仕事ですが、さらに上流のフリーランサーとチームを組み、プロジェクト単位で仕事をするやり方です。
具体的には、企業のマーケティングに関する改善を行うフリーランサーがいたとしましょう。もし、マーケティング改善の中にWebサイト改善が含まれるのであれば、Webデザイナーは充分力を発揮していけます。
チーム型で働くには、出会いや信頼関係の構築などが必要になってきます。
すぐにという訳にはいかないかもしれませんが、仲間を増やしてそれぞれのスキルで仕事をやっていくことは楽しいかもしれませんね。
まとめ
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
この記事では、未経験からWebデザイナーになりたい方に向けて様々な情報をお伝えしてきました。
初心者からWebデザイナーになるためにはまずは知識と実践です。
少しずつでいいので、スキルを手に入れる学校でまず体験してみましょう。
女性を応援しているSHElikes(シーライクス)では、様々な体験が可能です。
ぜひ、こちらの無料体験レポートを一度ご覧になってみてくださいね。