転職を考えている20代の女性へ:仕事や副業のスキルを転職のきっかけにする

転職を考えている20代の女性へ:仕事や副業のスキルを転職のきっかけにする

「スキルはないから、転職って難しいかなあ」

このように思ったことはありますか?

私はクリエイティブな仕事をはじめる前にそう思っていました。

転職したくても自分を疑うばかりで、結局前に一歩踏み出せずにモヤモヤでした。

 

この記事では20代と30代の女性を中心に転職に対する思いを調査し、仕事のスキルの整理の仕方や副業から転職する私の事例をシェアしていきます。この記事を読んで「きっと大丈夫だ!」と少しでも思っていただいたら幸いです。

 

この記事を書いた人
ビビアン:現在福岡県在住のカナダ人。カナダ政府の仕事で来日⇒大手企業を経て⇒現在はブロックチェインマーケティングを行いながらクリエイターとして情報発信。「自由な人生を探求しながら」クリエイターの視点で夢を抱く人々を応援する情報を発信中。



20代女性VS30代女性:転職に対する考え方

20代女性が転職したい理由って?

20代女性が転職したい理由について調べたところ厚生労働省が2019年に行った雇用動向調査結果で、20代女性が転職した理由のトップ3をまとめたものを見つけました。

1位 職場の人間関係が好ましくなかった

2位 労働時間、休日等の労働条件が良くなかった

3位 給料など収入が少なかった

出典 : https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/20-1/dl/kekka_gaiyo-03.pdf

 

特に1番、人間関係が良くないと、まず気持ちよく働けないし、それが職場でのコミュニケーションにも影響するので、仕事の効率も下がりますよね。

会社に行くこと、働くことが嫌になってしまいます。

本当に、職場の人間関係は本当に大切だ!と共感しています。

 

もちろん、2番目の理由ー無理な勤務時間・勤務形態は、精神的にも肉体的にも大きな負担になります。

また、一生懸命働いても、お給料が見合っていないという3番目の理由も、働くモチベーションが下がる直接な関係がありますよね。

この結果から、20代女性が、転職は、「気持ちよく、イキイキと働ける」、「無理のない労働条件で、自分の時間もちゃんと取れる」、「自分の働きが認められて、きちんと対価が支払われる」といった、環境や条件をステージアップさせるために必要だと考えていることがわかります。

また、より自分に合う仕事、将来のライフイベントを見越して安心できる会社を見つけるための転職なのですね。

20代女性の転職理由とその気持ち

30代女性が転職したい理由は?

それでは、30代女性が考えている転職は何ですか?

同じ厚生労働省の調査結果を見てみましょう。

1位と2位の理由は、20代女性と同じ結果ですが、3位が、「定年・契約期間の満了」となっています。

また、20代女性よりも、「結婚・出産・育児」の理由と、「仕事の内容に興味を持てなかった」という理由も、出てきました。

結婚・出産・育児といったライフイベント真っ只中の30代だと、正社員としてよりも、契約社員やパートとして働いている人は多いですし、家族との時間を優先するために、仕事内容よりも子育てにフィットする仕事についている人が多いです。

この結果を見て、30代女性も、20代女性と同じで、より良い職場環境と労働条件を手に入れるために、そしてさらに、時間のフレキシブルさとモチベーションを持って働ける仕事を見つけるために転職を考えているんだな、と感じました。

30代女性の転職理由

20代女性に人気の高い転職先

ここで、20代女性に、転職先として人気の職種を転職比較サイトからまとめてみました。

20代女性に人気の高い転職先1位:事務職

事務職には、一般事務・経理事務・営業事務・IT事務など、いろいろな種類がありますが、必要なのは基本のパソコンスキルで、経験がなくても比較的簡単に始められるのが魅力です。

デスクワークが中心で、営業職と比べて残業も少ないのも人気の理由ですね。

20代女性に人気の高い転職先2位:営業職

営業職よりデスクワークが多いですが、営業職も意外と人気です!

営業職は、仕事で達成感を感じたい、人とコミュニケーションをとりたい、ノルマがあるとやる気が出る、というバリキャリの20代女性が、果敢に取り組める職種でもありますね。

事務職と比べると求人倍率が低く、未経験でもヤル気があれば成果をあげられるのも人気の理由です。

20代女性に人気の高い転職先3位:技術職

技術職は、事務職や営業職と比べて、経験者が歓迎される業種です。

でも、人生長い目で見て、専門技術を身につけて、末永く仕事をしていきたいと考える20代女性が多くいるのも確か。

IT業界でのシステムエンジニアやプログラマー、Webデザイナー、製造業での製造技術者や研究・開発社員など、幅広い職種があります。



仕事をしながら、または、一旦休職して技術を勉強してステージアップを図る人も多いので、今後も積極的にキャリアップを蓄積していけます。

 

今までの経験からスキルを整理する

業務内容からスキルを整理する

転職を考えるとき、まず、自分がどんなスキルと経験を持っているのかを見直してみましょう。

例えば、服飾のショップアシスタントとして働いていたとします。

そこで身についたスキルは、セールストークやマナー、カスタマーサービス、売上分析(分析力やデータ入力)、チームプレイに必要なコミュニケーション能力があります。

また、よりお店を魅力的に見せるためのディスプレイセンスや、流行やトレンドをキャッチする能力も業務内容によってを身につけたかもしれません。

どんな職種でも、今まで働いた経験を深掘りしていくと、履歴書でアピールできるスキルを身につけていることに気付くはずです。

なので、ここで一度、それらのスキルを整理して、履歴書や面接で自分の魅力をアピールしていきましょう。

 

スキルには2種類がある

仕事で身につくスキルには、実務的なスキルと対人スキルの2種類があります。

実務的なスキル

実務的なスキルの代表格といえば、

  • 会計
  • コンピュータープログラミング
  • データ分析
  • デザイン(ウェブデザイン、プロダクトデザイン、建築など)
  • タイピングスキル

などがあげられます。

ビビアン
ビビアン
もちろん、実際にこれらの業務に関わっていなくても似たような体験が書けるため、しっかり業務内容を思い出して整理してみましょう。

対人スキル

対人スキルといえば、

  • コミュニケーション 
  • リーダーシップ
  • チームワーク
  • 柔軟性
  •  問題解決能力

などがあります。

 

これは業務内容というより、職場の人と関わったり、お客様との関わり方から整理していくものです。

どんなに小さな体験でもいいので、それを大切にして履歴書に入れましょう。

これからは各ポイントについて簡単に紹介していきますので、参考になれたらうれしいです。

コミュニケーション

これは、人と協力して仕事を進めていくのに欠かせないスキル。       

チームワークはコミュニケーションによって成り立ち、仕事で起こる問題も、コミュニケーションで解決できます。

コミュニケーションは、なにも職場だけに限ったところで使うスキルではありません。家族や友人関係の中でも大切なものですね。

リーダーシップ

「◯◯さんになら、任せられる」と、仕事仲間や仕事相手から信頼を得るのに必要なスキル。いいチームワークや職場環境は、いいリーダーシップがある表れですね。

前職で、例え自分がリーダーシップを取る立場でなかったとしても、その職場でリーダーシップを取っていた上司や仲間のことを思い出して整理すると、前職で学んだこととしてアピールできますね。

チームワーク

円滑なチームワークは、仕事の効率や成果を格段にアップします。

チームワーク力は、企業が個人に求める大切なスキルの1つです。

自分が前の職場で、どんなチームワークで働いていたか、それによってどんな仕事の成果が得られたのか、ということを振り返ってみましょう。

柔軟性

柔軟性とは、例えば、自分の意見を持ちながらも、他人の意見にも耳を傾けて、「じゃあ、私と彼女の考えを合わせて、どんな方法がとれるかな」と考えられるスキルです。

柔軟性があると、人と衝突するリスクを避けられます。そして、自分の視野や考え方も広げてくれます。

仕事を通して、自分の考え方が変わった、広がった、と感じた出来事を見直してみましょう。

問題解決能力

仕事で問題に直面したとき、状況や人のせいにせず、自分で「何が原因だったか、じゃあ何ができるか」を考えられるスキルです。

冷静さと客観性、柔軟な考え方が必要とされる、とても高いスキル。ですから、企業でも高く評価され、求められている能力です。

仕事で問題が起こった時に、自分や上司、仲間がどのように対応したか、振り返ってみてください。解決の鍵が見えてくるはずです。

理想な働き方をするために今からできること

理想な働き方をするために 今からできること

理想なワークスタイル・ライフスタイルに合う勤務形態

家と職場が別れている方がメリハリがあって好きな人や、人と実際話をして、対面で仕事をする方が好きな人はそれぞれ違う勤務形態を好みます。

また、自分のペースで働ける方がストレスフリーであれば、在宅の方がいいかもしれません。

ここでは「できるかできないか」を考えるのではなく、まずは自分が好む理想の働き方を大胆に描いてみましょう!

会社の労働条件の下調べ

働いてみたい職種の労働条件に関して事前の調べが大事です!

例えば、応募する会社の事務職は残業が多いのか、働き方はどうなのか、応募すると同時に調べておきましょう。

そうすると、面接の時に確認できるし、実際働き始めて、「話が違う!」とガッカリするリスクが少なくなりますね。

身につけたい専門技術を習得する

もし今後、子供を産んだら、しばらく子供のそばにいたいなと考えると、家でできる仕事が理想かもしれません。

それを叶えてくれるのはパソコン業務がメインの専門職が多いでしょう。

 

例えば、Webデザインは色彩感覚があるし、デザインを楽しむ人が学びやすい専門技術です。

もしマーケティングが好きで、商品を魅力的に見せるのは得意のであれば、Webマーケティングも考えられます。

興味のある分野の専門技術を習得しておくことは、家でフリーランスとして働くにしても、転職するにしても、必ずいきてきますから!

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20代で未経験でも転職しやすいおすすめの業界と職種

20代未経験者歓迎の業界や職種があるのはこうした理由の募集が多いです。

・その業界での人手不足、経験者不足

・バイタリティがあって、覚えが早い若い人がほしい

・違った業種で働いていたとしても、働いた経験から得たスキルや経験があるし、それを活かせる

20代の働き方や価値観に合わせて、転職におすすめの業界と職種を調査しました。

 

20代未経験者でも転職しやすいおすすめの業界

・IT・通信業界

・インターネット・広告・メディア業界

・商社

・サービス業界

・金融業界

・メーカー業界

・建築・不動産業界

商社とサービス業界は、未経験者が転職しやすい業界トップ1とトップ2となっています。

 

IT・通信業界は、業界の拡張と共に、人材の需要が高まっているのと、20代向けの無料スクールや、企業が数ヶ月かけて研修するなど、未経験者の転職を促す環境があるのが特徴です。

IT業界は近年、テクノロジーの進化によってかなり変わってきています。

若い人はもちろん、経験のある方も日々勉強をしていかないと落第してしまいます。

私が働いているWeb3.0(ブロックチェイン)業界はまさに2020年から急に人気が出てきた急成長産業で、まだまだ挑戦する甲斐があります!

20代未経験者でも転職しやすいお勧めの職種

・営業職

・ITエンジニア

・コンサルタント職

・総務・人事・カスタマーサポート職

 

営業職は、前職での経験よりも、コミニケーションスキルや人柄が重視される傾向があります。

専門性は、入社してから身につけてもらえばいい、と多くの企業が考えているようです。

また、ITエンジニアは、IT業界の拡大と人手不足から、将来に向けてますます需要が高くなる職種なので、手に職をつけたい女性にはおすすめです!

 

「実体験」副業から得たスキルで転職に成功

ここまでは仕事から得られたスキルをメインにみてみましたが、実は副業から得られたスキルも転職には有利なのです!

私は2022年9月からブロックチェイン関連のマーケティングを担当するようになりましたが、それまでにはIT業界と関係のない仕事ばかりをしてきました。

正直、今回の転職に成功にしたのもとても運がいいと感じています。

この素敵な機会に感謝する気持ちでベストを尽くしています!

 

今までは何の仕事をしてきたかというと、政府関係の翻訳通訳だったり、旅行会社のツアー企画だったり、語学学校のコーディネーターといった職業がメインでした。

どれもマニュアルがあれば簡単にこなせるもので、飽きることは多かったです。

20代は「自分に合う仕事に就きたい!」と願い、転々と職業を変えてきました。

 

一体自分に合うのは何か、

何をしたら楽しいと感じるのかを考えて最終的に分かったのは、

「私が好きなことは仕事から求めることはできません」という結論。

 

なぜかというと、クリエイティブなことがしたくても、素人にコンテンツ制作やマーケティングの企画を任せられる企業が少なく、実力で採用するところが多いからです。

 

「新卒じゃないから」

「何のスキルもない」

と、20代後半悩んだあげく、趣味でクリエイティブなことをはじめようと決めました。

 

最初はYouTubeに挑戦して、3年間失敗の連続。

一旦放置しました。

 

そして2020年、「伝えたいメッセージ」を見つけた時再スタートしたのです。

 

そこで学んだのは「情報発信は情報発信するのではなく、人をサポートすること」です。

やがてYouTubeチャンネルは副業になり、私も動画作成からブログ制作に移りました。

日本語で記事を書くのは苦手ですが、文字で伝える楽しさは動画制作のと変わらないことに気づいたのです。



今は私の記事を丁寧に直してくれている編集者さんがいるので、安心して記事をアップしていますが、このブログをはじめた初期は、ひたすら日本語を書いていました。

 

こういった努力と試みは一体何になるかというと、当時直感に従って副業をはじめた自分にはわかりませんでした。

 

ただクリエイティブな仕事をしたい、そのためにスキルを身に着けたい!

そう思っただけです。

 

2022年5月に、東京のあるITイベントで偶然にブロックチェイン産業に触れる機会がありました。

その時からWeb3.0(ブロックチェイン)の魅力にはまった勉強したり、このブログでも情報発信をはじめたのです。

 

7月の時、福岡に戻るタイミングで福岡での仕事を探しました。

そうしたら、英語が話せるブロックチェイン慣例のマーケターを探している会社と出会い、その会社は今、私が勤めているところです。

 

人事の方や代表が私の履歴書を見た時、少し驚いたらしいですが、

副業でやってきたスキルと努力を認めたため、前例のない採用となりました。

 

今は働いて一ヵ月が過ぎていますが、ブログやコンテンツ制作のために訓練したリサーチ力が会社の中で高い評価を受けています。

 

ブロックチェインはずっと前から携わっていますか?と、聞かれることもありました。

「いいえ、好きだからいつも学んでいます!」と、自信を持って本当の私をみせることができます。

 

副業だから転職に弱いということはありません。

すべてはタイミングなのです。

人材を求めている会社があなたを認めてくれる場所なのか、それに尽きます。

足りないものがあればいつでも学び始めますし、それを副業で蓄積していけるのは本当にいい方法です。

 

お金を得ながら、理想なキャリアを思い描く。

諦めなければ、いつかそれが実現しますよ!

 

20代後半の転職は厳しいの?

日本では、20代後半の転職は厳しいと考える人が多いでが、その背景にあるのは以下の3つがポイントだと考えられます。

「未経験歓迎」でなくなる、と思っている

日本では、早い人で18歳ぐらいから、遅くても大学を卒業した20代前半から仕事をしている人が多い社会です。

20代も後半となると、ある程度の経験を積んでいるとみなされる雰囲気になり、即戦力が求められる、と思いがちです。

その思い込みが、転職は厳しいだろうなぁ、と躊躇させてしまうことも少なくないですね。

実は実力重視の海外でも似たような「悩み」に落ち込みやすいですが、足りないものは今からまなべばいいと、ポジティブに考えている人が比較的に多い印象があります。

ポテンシャル採用が少なくなる

20代前半は、「とりあえず、若いからのびしろがある」と、若さを理由に、未経験者を採用する企業も多いようです。

でも、20代後半になると、経験と知識を期待され、ポテンシャル採用の枠が減ってしまいます。

なので、20代前半は意識してスキルや経験を身に着けたほうがいいかもしれません。

 

実は、私は20代後半になってスキルが大事だと気づきました。

しかし、仕事ではなかなか専門性の高いスキルが習得できなくて、副業ではじめたYouTubeやブログを実践しながら少しずつ経験を積んできました。

もちろん、「仕事じゃないから認めない」とか、「組織の中じゃないから、個人のスキルはね」と考えている企業もありますが、「ひとりでここまで頑張っている!」と、小さな成功を祝ってくれるところもあります。

ですから実力は必ず仕事からというわけはなく、好きなことからでも実績を積み重ねることが可能です!

20代後半から30代は、ライフイベントが始まる時期

20代後半から女性は、結婚や出産といったライフイベントが始まります。

「結婚したらすぐ辞めるかもしれない」、「産休をあげなくてはいけなくなる」と考える企業も、まだまだ少なくありません。

 

こういった理由はあるけれど、やっぱり何かしらの仕事をして身につけた経験・スキル・知識があることは、ポジティブな強みです!

「もう私は…」と考えるのではなく、「私の強みを認めてくれる会社に出会いたい!」とポジティブに考えてみましょう。

あなたが求める理想の生活と働き方をあきらめなければ、いつか手にするのですよ。

 

20代から理想な転職をするためのポイント

企業のビジョンや理念を確認してから応募する

企業を選ぶ時に、そのビジョンや由来そして、雇用規則を知っておきましょう。

 

企業が雇用者に与えている、例えば勤務形態、フレックス制度を取り入れているか、雇用者にどのように働いてもらいたいかなどを知っておくと、面接も納得して臨めますし、実際働き始めても、「思っていたような会社じゃなかった」というギャップに悩まされることが少なくなります。

こうした情報を積極的に発信しているところがあれば、口コミサイトで読むことも可能です。

ただし、口コミサイトの場合、数年前の口コミなら今の状況と違うところがあるので注意が必要です。

転職する理由を具体的にし、その企業にとって有利なものにする

転職の理由を明確にして、はっきりと会社に示しましょう。

自分が前職で身につけた経験を活かしながら、もっとスキルアップしたい、知識を広げたいとアピールできれば、企業もポジティブにとらえてくれます。

志望動機はしっかり書く

どうしてうちの会社で働きたいのか?それは、企業側が一番知りたいところです。

自分が感じている会社の魅力、例えば、ビジョン・社風なのか、勤務形態なのか、スキルアップなのか、といったことを明確に書くとアピール力があがります!

志望動機がはっきりしていると、企業もあなたいう人物をとらえやすいからです。

働きたい仕事の分野を特定し、ブレない

自分がやりたい職種をはっきりと特定、統一しておきましょう。

他の会社で応募している部門が違っていたり、事務職と言っていたのに、なぜか店舗のアシスタントも応募している、いったいこの人は何をしたいのかな?と、企業も、軸がない人には魅力を感じないはずです。

好きな分野で仕事が見つかると期待して、ブレないように自分の魅力をアピールしていきましょう。

まとめ

この記事は「転職を考えている20代の女性へ:スキルがない時から準備しよう」をタイトルに内容をまとめました。

今までの仕事から得られたスキルを整理したり、理想なキャリアを思い描いて今から行動したり、選択肢はいつでもそばにあるのです。

私もかつてスキルは全くありませんでしたし、仕事から得られるような状況でもありませんでした。

泣いたり、諦めたりすることもありましたが、

やっぱり理想な人生を手放したくないので、7年間かけてゼロから磨き始めたのです。

その結果は今の仕事。

IT業界の最先端で経験を積めるのは本当にありがたいし、大切にしていきたいと思っています。

 

仕事はただの収入源だと思っていましたが、YouTubeとブログをすることでお金に関する見方も変わり、今は好きなことを仕事にするのは当たり前だと感じていますし、お金は幸せの流れだと思っています。

 

この記事を読んで少しでも元気を出していただいたらうれしいです。

スキルは足りない!なら今からまなべばいい!

女性が手軽にWebスキルを学べる学校ーシーライクスでは無料の学び体験会があるので、ぜひ参加してみてくださいね。



女性が働きやすいこれからのワークライフバランス

女性は、男性よりも自宅で仕事をしたいと考える傾向があります。また、ストレスや憂鬱感、労働時間の長さなどの問題を抱えて、特に子供がいる場合にはその傾向が強くなります。

バランスの良い社会は、こうした女性の傾向を考えて作っていくべきだと思います。この記事では、女性の特徴を視野に、働き方とのバランスを解説しながら、在宅勤務をスムーズにする7つの提案を紹介していきます。

この記事を書くときに参考にしたのはこちらの記事(英語)です。

https://www.mckinsey.com/featured-insights/diversity-and-inclusion/women-in-the-workplace

自宅で仕事ができるということは、コロナの際に子供と仕事の両方が見られて、家族を持っている女性にとってはありがたいことです。けれど、この中にも気をつけなければいけないことがあります。それは、男性と同じように仕事をしていますが、子供や両親の主な介護者として、家事の量やケアの作業はかなり高くなっています。

その結果、女性は男性よりも疲れやすいと感じ、そのことが在宅勤務の経験に悪影響を与えていると考えられます。マッキンゼーの調査によると、コロナの際に在宅勤務が良いとと答えた男性は79%であるのに対し、女性は37%にとどまっています。

さらに、女性の4人に1人、母親の3人に1人が、キャリアの縮小や仕事からの完全撤退を考えていると答えました。調査の責任者クリブコビッチは、「彼女たちは、仕事を続けながら家事をこなすことができなかったのです」と語っています。

実際、女性の離職率は男性よりもはるかに高く、復帰したときのキャリアや収入力に影響を与える可能性があります。在宅勤務の増加に伴い、コロナの影響が収まった後も、こうした問題が続くのではないかと懸念する人もいます。

女性のキャリアの問題

教育や労働力の参加が大幅に進んでいるにもかかわらず、介護や家事は依然として女性の仕事だと考えられています。このメッセージは、文化的規範と経済構造の組み合わせによってさらに強化されています。

アメリカの労働文化の多くは、1950年代の「伝統的」な理想に基づいています。それは、男性は外で働き、女性は家で子供を育てる理念です。しかし、アメリカの歴史上、多くの労働者階級や有色人種の家族にとって、決して現実的ではありませんでした。今日では、中流階級の家庭であっても、両親がともに働くことが経済的に必要となっています。

ですが、家事労働の負担は、夫婦間で平等に分担されているわけではありません。

セントルイスにあるワシントン大学の社会学助教授、ケイトリン・コリンズは、1900年代半ば以降の女性の社会進出について、「私たちが目にするのは、有償労働に就くことで女性の行動が劇的に変化したことで、男性が家事労働への参加には、同じような劇的な変化は見られませんでした」。

女性の社会的地位については、時代遅れの考えが根強く残っています。女性は家事や育児に責任を負わされやすく、男性は仕事を優先させられます-男女ともに働いているにもかかわらず、です。

2020年の6月から8月にかけてこの問題を調査したマッキンゼーによると、共働きの夫婦の場合、母親は父親の2倍、1日5時間余分に家事をすることになっています。イェール大学の研究によると、両親がともに在宅で働いているケースでも、女性の方がより多くの家事・育児を行っているそうです。

エマ・ザン氏(イェール大学社会学助教授)は、「多くの女性は、このような環境で育ち、このような社会的な構造を受け入れています。仕事のために家庭を犠牲にしなければならない場合、女性は男性に比べてより多くのストレスや不満を感じるかもしれませんが、家庭の世話をすることが自分の責任であると考えて我慢する女性が多いのです

また、シニア世代でも不公平な状況があります。マッキンゼーの未発表の調査によると、トップマネジメント層の男性の3分の2はパートナーが家にいるかフルタイムで働いていないのに対し、トップマネジメント層の女性の3分の2はパートナーがフルタイムで働いているという結果が出ています。つまり、マネジメント層の女性は、配偶者からの家事援助を受ける機会が少ないのです。

男性の収入よりも低い場合、夫婦間では女性の仕事の重要性が低いと判断されやすくなります。その結果、女性は家事をこなすために、自分のキャリアを切り捨てたり、放棄したりすることになります。

柔軟な働き方

マッキンゼー社のデータによると、コロナ以前から、女性は在宅勤務を切望していました。その理由は、家庭内の仕事を行うことができることや、男性に有利なオフィス中心のモデルを回避することがあります。

 

こうした働きのシフトは在宅勤務はコロナの前から存在していました。

 

ペンシルバニア大学の社会学教授であるジェリー・ジェイコブス氏は、「女性が家事や育児に大きな責任を負っていると感じているなら、在宅勤務は生活をより柔軟にしてくれる」と述べています。

実は、オフィス環境が女性を受け入れる環境ではなかったことも忘れてはなりません。長時間労働や、パートナーが家事をしている間に上司と親しくなることを良しとする社風があったからだと思われます。この構造は、女性ではなく男性が有利なのです。

多くの女性は、オフィスでの会話から取り残されたり、卑下されたり、自分の居場所がないように感じさせられたりしていました。またアメリカでは、上級職の女性、特に黒人女性は、人種と性別から見て、オフィスの中には一人しかいないことが多く、その結果、もっと働かなければならないというプレッシャーや他人事のような感覚に陥ることがよくあります。

ですから、在宅勤務が進んでいる今、このチャンスを掴んでもっとバランスのいいワークライフバランスを作っていけると思います。もしあなたが在宅勤務をして、悩むことがあれば以下の提案ですっきりしていただけると思います。

在宅勤務をスムーズにする7つの提案

自分のことを優先する

女性は、家族を第一に考える傾向があります。しかし、仕事と両立したいと思ったとき、一番優先しなければいけないのは家族ではなく、仕事でもなく、その軸にあるあなたなのです。

確かに仕事の時間は減らして家族と触れ合う時間が増えてきたかもしれませんが、ずっと「働いている」状況では疲れ切ってしまいます。

体の許容範囲を超えて無理して働かないこと。心が「もういいよ」と言ったら、それに耳を傾け、オフィス空間から離れること、自分の体調と相談して毎日のスケジュールを変えてください。

 

仕事中では、目に過度の負担がかからないように、30〜40分ごとにパソコン画面から目を離して、筋肉を柔らかくするために、適度な運動をしてください。また、水をたくさん飲んで、体のメンテナンスを忘れないでくださいね。

 

細かいスケジュールを立て、優先順位を再編成する

特に自宅で仕事をしている場合は、自分の仕事が当たり前のように思われていることが多くて、仕事と家庭での責任との間で常に悩んでいるのです。そのため、1日の終わりには心身ともに完全に疲れきってしまいます。

これを防ぐには、次のような方法があります。

1日の計画を立てる際には、すべてのタスクを細かくスケジュール化します。

仕事の時間、夫がいない時間帯、子供をケアする時間など。生産性の高い時間を観察し、なるべくそれを大切なタスクにあてます。まとめられるタスクー例えば食料のショッピングは週末にすることです。

自分の体調やその人の様子をみて、優先順位を変えてパートナーと相談しながら毎日を意識して進んでください。

自宅の「オフィス」コーナーを作る

家にいると、どうしても気が散ってしまいがちです。では、どうすればいいのでしょうか?その方法は、自宅にオフィスコーナーを作ることです。

ノートパソコンを勉強机の上に置き、机の上の必需品を手元に置き、書類やファイルを積み上げ、騒音が少なく、光が差し込む場所を選びましょう。そして、その空間は仕事のための空間と決めて、外に持ち出さないようにしましょう(仕事の電話も含む)

イライラしたときは、瞑想やストレッチをして、心を落ち着かせてから再スタートできる仕事中心の環境が望ましいです。

仕事のプレッシャーを減らすために、家事代行サービスを利用する

すべてを一人で成し遂げたいという願望はあるかもしれませんが、スーパーウーマン出ない限り、体力は尽きます。

そのために、家事代行サービスや最近のテクノロジーを使いこなして、プレッシャーを減らしましょう。お金はかかるかもしれませんが、あなたの健康や家族の幸せより大切なものはありません。

常にお金が入ってくることに意識すれば、経済的にもうまく回していけるでしょう。

仕事のスケジュールを家族(特に子供)に伝える

子供の教育や世話をするのは大切ですが、気を散らしてしまうと仕事も家事もうまくこなすことができなくてストレスが溜まってしまいます。そのために、仕事の時間を決めて家族に相談することが大切です。

子供たちが一人でもできるゲームや遊びを考えたり、他の家族メンバーも自力でできることを仕事の時にしてもらいます。そして、仕事の後は家族のことに集中してもよいでしょう。

忙しい時はメモや携帯を活用して、家族とコミュニケーションを取ることもできるので、仕事の環境はみんなと協力して作っていきましょう。

ストレスを解消する方法を決めて実行する

ストレスを解消する方法は、人によってさまざまです。料理が好きな人は、クッキーやケーキを作ってみましょう。動くのが好きなら、ダンスをしたり外へ出かけたりして、気分転換してください。

また、マッサージをすると落ち着くなら、週末にスパに行ったりするのもいいです。

こうして自分を優先にリラックスしてから、家族と定期的にどこかに出かけたりするのは理想的なワークライフバランスを作る秘密です。

キッチンタイムを決める

キッチンでの仕事は、ほとんど女性がこなしています。料理するのは時間とエネルギーがかかるので、キッチンタイムを決めないと、ストレスを感じてしまうでしょう。

仕事と家族の時間、または料理の時間を決めるのは、生産性を高めるのに役立ちます。

前日に食事の計画を立て、調理が簡単で道具が少ないレシピを試してみることです。そして定期的に外で食事をして、リラックスできる時間を作ってください。

まとめ

この記事をまとめたのは、私自身の体験があります。

卒業後初めて仕事をしたとき、オフィスや組織に合わないことでずっと悩んでいました。

その後は家でもできる仕事を探して少しずつ個人事業をはじめたのです。もちろん、自分の事業をスタートしたり、組織外で仕事をするのはラーニングカーブがあり、最初はなかなか難しいですが、自分の体調や望みに合わせてライフスタイルを変えることは、今後の幸せにつながると信じています。

2020年のコロナで、第四次産業は加速しています。仕事は少しずつ変わっていく中で、どのようにしたら経済的な潤いを得つつ本当に楽しい人生を送ることができるかは、女性だけではなく、家族の単位で考えるべきことだと思います。

この記事から少しヒントや勇気をもらえたら嬉しいです。