海外で仕事をしている日本人女性|働いてわかったこと

海外で働いてみたい!

海外生活を楽しみたい!

このように思ったことはありますか?

 

私はカナダを離れて日本に来て「海外生活」をしていますが、ビザやお仕事探しなど、外国人ならではの難しさを体験しました。

 

では、日本人として海外で暮らすのはどうでしょうか?

この記事はイギリス在住のライター、あつこさんが書いたものです。イギリスには21年間在住しており、海外移住の経験がとても豊かです。

海外で短期在住から長期在住を考えているあなたに、たくさんのヒントが提供できるはずです。

 

この記事を書いた人
あつこ: 在英21年。日本人の夫、子供2人とロンドン近郊在住。夫の仕事でイギリスの地方から住み始める。人との縁で得た様々な職種(秘書、日本大使館勤務、現地幼稚園の教員等)を経て、現在は2つの飲食店で接客業をしながら、ライティングの仕事に勤む。
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海外で仕事をしたい!どうやって始めればいいの?

海外で暮らしてみたい、働いてみたい、と1度は夢みたことはありませんか?

でも、どうしたら実現できるの?何から始めればいいの?様々な疑問が浮かびますね。

そこで、2つのケースに分けて、具体策をまとめました。

 

20代/30代前半でいきなり海外に行って仕事を探す場合

①ワーキングホリデー

もし年齢が18-30歳であれば、ワーキングホリデーで行きたい国に1年間滞在して働くことができます(オーストラリアは最長3年間)。

とりあえず現地で働くチャンスが得られるので、その間に滞在国の様子を知り、現地で得た人脈を活かして次の職探しをすることができます。

②現地日系人材派遣会社を利用する

もしも専門的なスキル(建築士、ITエンジニア等)を持っていたり、ある程度日本で働いた経験があるなら、現地の日系人材派遣会社を利用することをおすすめします。

なぜ日系かというと、やはり仕事で日本語が使えることが、ビザを取るにしても大きな要素となるからです。

一般事務のような仕事となると、日系企業で働くと言っても、現地企業とのやり取りもありますから、ある程度英語力がある方が、即戦力としてより採用されやすいといえます。

専門スキルを持っている場合

イギリスの場合、専門スキルがあれば、Skilled Workerとして就労ビザが取りやすくなります。

会社が求めるのも英語力よりも、専門スキルそのものですから、現地で就職しやすいといえます。

例えば、日本で建築士として働いていた人が、才能を認められて、ロンドンの建築事務所に採用される、といったケースですね。

専門スキルがあるなら、現地の各種専門人材派遣会社への登録をおすすめします。

建築系、IT系、土木技術系等、自分の専門とマッチする人材派遣会社を探してみましょう。そこで、「Japanese Speaker」と書かれていれば、さらにチャンスですよ!

 

イギリスの原風景ーあつこ撮影

 

 

ビビアン
ビビアン
北アメリカでも同じ傾向があります!

20代/30代で夫と一緒に海外に行く場合(夫が外国人、または日本人で就労ビザを取得している場合)

①現地人材派遣会社

夫が外国人である場合、または日本人で現地就労ビザがあって仕事をしている人の場合は、配偶者であるあなたにも就労ビザのステータスがつきます。

その場合、ビザのことを心配せずに就職活動ができますから、英語力に応じて、現地の日系人材派遣会社や現地人材派遣会社に登録することがいいでしょう。

②日本人向けコミュニティ情報誌

イギリスには、日本食スーパーマーケットやレストランに行くと、いくつか在住日本人向けの情報誌が置いてあります。

それらには、求人欄が載っているので、大いに活用できますね。他の国でも同類の情報誌が発行されていますから、現地に着いたらチェックしてみましょう。

③人脈・現地求人広告

人脈、と言っても、現地に着いて間もない頃は、まだそこまで広い人脈はありませんよね。でも、例えば、夫の会社の人たちに、妻が仕事を探していると一言言っておいてもらえば、そこから何かつながるかもしれません。

たまたまお友達になった人、偶然知り合った人が意外と仕事の話を持ってきてくれることもあります。

あとは、張り紙や求人広告ですね。

飲食店は小売店は、店先に求人広告を貼っている場合が多いです。とりあえず何か仕事を、と思っているなら、思い切って雇い主に話を聞いてみるのもいいですね。

 

あつこの経験 : イギリスで仕事をやってきて感じていること

自信なんて全くなかった

イギリスに着いた当初は、英語の自信もなく、これといったスキルもなく、自分が働くことなんて想像もできませんでした。

日本では、英会話学校の営業とアシスタントティーチャーをやった経験や、ウェイトレスの仕事の経験しかありませんでした。

イギリスの小さな地方の街で、「何がわたしにできるんだろう」とモヤモヤした気持ちを抱えていた自分の姿が思い浮かびます。

 

最初の仕事のきっかけ

1番最初の仕事のきっかけは、イギリスで住み始めて1年ぐらい経った時。

街に新しくできた、素敵だなぁと思ったインテリアショップに立ち寄ったことでした。

 

オーナーさんが、自分と同じ歳の、イギリス生まれの香港人。なぜか初めて出会ったのに意気投合し、2、3回ほど訪ねた後に、ショップアシスタントをやってくれないか、と頼まれました。

 

この仕事は数ヶ月でしたが、ここで培われたのが英語力でした。

オーナーさんが友人にもなったので、いろんなことを英語で話し合える機会が持てたのです。彼女とは、仕事で買い付けの現場にも連れて行ってもらったりしましたし、プライベートでも良く一緒に過ごしました。もちろん今でも、付き合いの長い親友の1人です。

 

次の仕事は校長秘書

その後、同じ街にあった日本の某大学の分校で、バッタリ出会った日本人の校長先生に、パートで秘書をやらないかと声をかけられました。ここで2年ほど秘書としてのキャリアを積むことになります。

 

ここで働く間に、イギリス人スタッフとも完全に英語でやりとりができるようになっていました。

 

今振り返ると、小さな街だったので、とにかく降ってきたチャンスは掴むしかない、と、職種も選ばずに何かしら仕事を始めたことが良かったのかな、と思います。

 

英語力とキャリア、同時に築き始めることができたのですね。

 

ロンドンに移る

その後のロンドン日本大使館での仕事は、日本人向け情報誌の求人欄で見つけました。

地方の街からロンドンまで面接に行くときは、分校で一緒に働いていたイギリス人の同僚の友人にお世話になることになります。

 

久しぶりに日本人と一緒に働く環境。現地採用の同じような立場の女性が多かったので、とても楽しかったですね。

 

妊娠・出産・育児を経て、幼稚園の教員となる

出産・育児の間は7年間専業主婦でしたが、その後、すでに現地の幼稚園でスタッフとして働いていた日本人のママ友から、ボランティアで働いてみないか、と声をかけられました。そのボランティアから、流れで幼稚園の教員資格を取ることになり、1年後には正社員として働くことになります。

 

ここでは、英語のコミュニケーションだけでなく、イギリスの教育システムの理解も進みましたし、レポートの書き方も身に付けることができました。幼稚園での仕事は、並行していた自分の育児にも、大きな影響を与えてくれたと感じています。

 

残念ながら、コロナ禍の前に、幼稚園が閉じてしまい、そこで退職せざるを得なくなりました。コロナ渦の間は、それまで忙しく働いていた分、家族で一緒に過ごせる時間を頂いたのだと思い、ゆったりと過ごしました。

 

幼稚園の教員からウェイトレスに

コロナが明け始めた頃、かねがね、「ウェイトレスの仕事って楽しいよね」と話していた友人から、日本食レストランでのウェイトレスの仕事を紹介してもらい、現在に至ります。

レストラン二店舗目オープンーあつこ撮影

ウェイトレスは、日本に住んでいた頃に楽しんでやっていた仕事でした。

一緒に働いていたスタッフからも、「これはあつこさんの天職ですね」と言われたこともあります。

今では2店舗掛け持ちでやっているぐらいなので、やっぱり性に合っているのだろうな、と思いながら、楽しんでいます。

 

度胸と英語力はついた

わたしのキャリアの積み方は、職種もバラバラで、結局何のスキルが身についたの?といった感じですね。

 

でも、それぞれの仕事が、その時その時の自分のイギリス生活の進み具合と一致していて、これはこれで良かったんだろうな、と納得しています。

 

いろんなことをやりながら、年齢も重ねてきているので、怖いものなし!と言えるかもしれません(笑)。

 

海外生活では柔軟性が大切

日本に住んでいたら、こんなに色々な経験を積めなかったかもしれない、とも思います。とにかくご縁でいただいたチャンスに、「面白そう」「できるかもしれない」と乗っかってきた結果です。

 

海外で暮らすには、何が1番大切か?と聞かれれば、「柔軟性」だと答えます。物事が思わぬ方向に進むこともある。でも逆に、それを楽しもう!という冒険心を忘れないでいたいと思っています。

 

日本で海外の仕事を見つける方法

では次は、日本にいながら海外での仕事をどのように見つければいいか、一緒に見ていきましょう。

 

①日本の人材派遣会社で海外求人を探す

まずは、日本にある人材派遣会社/転職サイトをチェックしてみましょう。

職種検索や手続きも全て日本語でできますし、日本から人を呼ぶことが前提となっていますから、ビザの問題もクリア済みかクリアしやすい状況であるはずです。

 

②現地にある日系人材派遣会社で探す

やはり次に使いやすいのは、現地にある日系人材派遣会社です。

就労ビザを持っていることが前提となっているケースが多いですが、情報も現地であるだけに多いですし、どんなチャンスが潜んでいるかは分かりません。

 

③現地の人材派遣会社や転職サイトで探す

英語での検索となりますが、現地の情報が1番とりやすい方法です。

LinkedinやIndeedといった転職サイトもありますので、世界中どこからでもアクセスできます。

登録して、自分のプロフィールを作っておくと、求人している会社もあなたの情報を得ることができますね。

 

ビビアン
ビビアン
特にIndeedは海外では大人気です!北アメリカでも多くの人に利用されているし、わたしがカナダに戻って最初の仕事もIndeedで見つけたのです。

女性が海外で働きやすい職種

では、女性が海外で働きやすい職種はなんでしょう?

ここで、海外で日本人女性がよく就いている仕事をまとめました。

  1. 日系企業の事務・営業
  2. 日本食レストラン
  3. 日本語教師
  4. 旅行業
  5. 留学エージェント
  6. 日系人材派遣会社・コンサルタント
  7. 翻訳・通訳業
  8. ITエンジニア
  9. 看護師
  10. 保育士

 

やはり、日本語が活かせる仕事が多い日系企業、日本語関係の仕事、海外に来た日本人旅行者や留学生のお世話をする仕事が多いです。

あとは技術職として、どこの国でもIT業界は拡大しているため、ITエンジニアの需要も高まっています。

 

看護師や保育士も、日本人の就業率が伸びてきている職種です。

ただ、看護師は、日本で看護資格を持っていても、国によっては現地資格も取得必要があります。保育士も、現地で資格を取らなければならないですが、ある程度の語学力があれば、資格取得しやすい職種です。

 

特に移民の多い、大きな都市では、需要も高い職業です。

海外で働くためにどんな準備が必要?

海外で働くために必要な準備を、出国前と出国後に分けてみてみましょう。

海外の仕事:出国前

①パスポートの取得または更新

まず、パスポートを取得します。すでに持っている場合も、充分に有効年数が残っているか確認し、渡航先の入国の際に必要な日数が残っていなければ、更新しましょう。

 

②渡航先で働くために必要なビザの取得

ワーキングホリデービザ、就労ビザ、Skilled Workerビザ等、自分に必要なビザを取得します。

 

③渡航先の文化や物価、社会状況を調べる

渡航先の生活慣習や気候、物価や社会の安全性を下調べしておくことは役立ちます。

例えば、日本より緯度の高い国では、寒さが違います。日本では気持ちのいい10月でも、その国では震えるほどの寒さだったりします。

 

物価の高い国だと、その心づもりをしていなければ、日本にいる時と同じような感覚で買い物をすると結構な出費になってしまいます。

 

また、特に女性は、夜一人で出歩いたりしても安全か、といった安全性も知っておきたいですね。

 

④渡航先での滞在先を決める

ひとまず着いてからの滞在先を確保しておきましょう。

とりあえず1週間ぐらいならホテルでもいいですし、Airbnbで1ヶ月ぐらい部屋を借りて、じっくり落ち着き先を決めることもできます。

 

⑤渡航先の言葉を練習する

渡航先が決まったら、とにかくその国の言葉を練習しましょう。もちろん、実際暮らし始めてからでも身につきますが、海外移住の先輩たちが口をそろえて言うのが、「日本でもっと勉強しておけばよかった!」です。

 

日本で基礎語力をつけておけば、現地についてからの習得速度は、絶対に早いです。

 

⑥日本の国民健康保険、年金切り替え、海外転出届などの諸手続き

日本の年金・保険関係の手続き、海外転出届、海外保険加入といった手続きを済ませておきます。

 

役所のウェブサイトを調べたり、実際に訪ねて、海外転出届の際に必要な手続きを確認することをお勧めします。

 

*日本と違って海外は「自分で調べる」ことを前提としています。親切に教えてくれる人はあまりいなくて、リソースを教えてもらって自分で読むのがほとんど。ここが、文化の違いですね。

 

海外の仕事:出国後

①在留届提出

現地に着いたら、日本領事館で在留届を提出します。現地での滞在先・連絡先を知らせておくためです。

その国に緊急事態が起きた時には、領事館から連絡がくるようになっていますので、必ず提出しておきましょう。

 

②語学コースを受ける

もし、いきなり仕事だけで英語を身につけるのが不安なら、現地での語学講座に参加するのもいいですね。

例えばイギリスですと、自治体によっては、移民のための英語講座を提供しているところもあります。こういうサービスは、比較的安く参加できます。

こういうコースに参加することで、知り合いもできたりするので、一石二鳥です。

 

③現地で就職活動する場合

就労ビザ以外のビザで入国した場合(学生ビザ、ワーキングホリデービザからの切り替え等)、現地で就職活動を行うのに必要な書類があります。

英語の履歴書、日本での最終学歴の卒業証明書(英語)、前に勤めていた会社のリファレンスレター(英語)、といった書類です。

特に卒業証明書やリファレンスレターは、発行してもらったり、送ってもらうのに時間がかかるので、前もって準備しておくか、日本出国前に入手しておくのもいいですね。

 

英語を喋らないとやっぱり無理なの?

職種によっては英語はそこまで話せなくても大丈夫

例えば、日本食レストランのシェフや日系の美容室の美容室として働くなら、英語があまり話せなくても、技術でやっていけます。

もちろん、お客さんとやりとりをできる方が、より自分も楽しく、より顧客が増えたりとメリットはたくさんありますが、とりあえずは働き始めることができます。

 

また、専門性の強い職種であれば、とりあえず専門用語さえ押さえていれば仕事を進められます。英語は採用されてからでも、ミーティングや電話応対などをこなしていくことで慣れていけます。

 

わたしの周りでも、多くの日本人が、「こっちで働き始めたら、やっぱり日本でもっと英語を勉強しとけば良かった、って痛感する」と言いますが、結局はみなさん、立派に現地で働いています。

 

英語力は現場で身につく

本当の意味での英語力は、現場でこそ身につきます。毎日毎日話して、タイプして、書いて使うので、必ず身につきます。

 

そして意外と、問題が起こってパニック状態!というときに、火事場の馬鹿力、といいますか、気づくとスラスラ話して問題解決している自分がいたりします。

こうした体験の積み重ねで、度胸と共に語学力もついていきます!

海外の仕事:コロナで変わったこと?

コロナ前より在宅ワークが増えたイギリスのワークシーン

パンデミックから、かなり普通の生活状態に戻りつつあるイギリス社会ですが、やはりコロナ前と比べて、在宅ワークをする人が増えました。

 

政府は、景気回復を図るため、会社出勤を推奨していますが、週5日みっちり出勤するスタイルは、以前にようには戻っていないのが現状です。

女性として海外で暮らすのはどう?

日本人女性として暮らすメリット

①日本人として受ける高い評価のおかげで受け入れられやすい

イギリスは世界の中でも、有数の移民国家なので、特にロンドン市内や近郊であれば、殆ど違和感なく暮らせます。

今では、日本に旅行したり、日本で暮らしていた、という人も多くいるので、日本の社会や文化がどれほど発達しているか、ということも広く認識されつつあります。

日本人の礼儀正しさや親切心も、とても高く評価されているので、そういったコメントをいただく時は、本当に誇らしく、嬉しいです。

初対面の時点で、すでにいい印象を持ってもらえるのは、とてもラッキーなことだと思います。

 

②「言葉と人種の壁のおかげ」でややこしい関係に巻き込まれにくい

語学力が足りない、やっぱり外国人としての疎外感を感じる。。。異国で暮らすには、つきものの悩みです。でも、それが逆手となって生きやすいな、という場面もあります。

なぜなら、ネイティブほどの語学力がないおかげで、良くも悪くも周囲の情報に疎くなります。日本でなら100%分かることも、外国暮らしだと、その人の語学力にもよりますが、100%とはいかなくなります。

つまり、周りの人間関係の情報も入ってきにくくなるので、自然といざこざに巻き込まれなくなります。

例えば、子供の学校で、ママ友から、「AさんとBさんが子供のことでもめて大変だったのよ」と後から聞かされてビックリ、というようなことがよく起こるのです。

 

③欧米ならではの「レイディファースト」を経験できる

女性を大切に扱う文化があるイギリスやヨーロッパでは、優先的に席を譲られたり、さっと先にドアを通してもらえたりと、「レイディファースト」の経験ができますね。

 

日本人女性として暮らすデメリット

①情報に疎くなる

日本人として暮らすメリット②でも言及しましたが、やっぱり情報の取り方が日本に住んでいる時と比べて100%ではなくなってしまいます。

ですから、職場の同僚でも、子供の学校でも、イギリス生まれのイギリス人の知り合いが1人でもできると、とても助かります。

 

②いろんなことを任されるようになってしまう

ノー、と言いにくい日本人は、あれこれ頼まれてもなかなか断れません。

そして、仕事を期日通りに仕上げたり、丁寧な仕事をするので、さらに頼まれやすくなります。

イギリス人は、「わたしはもう仕事に追われてアップアップしているんだ」とハッキリ言わない限り、この人は大丈夫だからやっているのだと思って次の仕事を与えてきます。

ここは日本人的には心を鬼にして、「ノー」と言わなければならない場面ですね。

 

③外国人だからとつけ込まれる

残念ながら、「言葉がどうせ分からないだろう」「こっちの事情に疎いだろう」と思って、つけこむような行動をしたり、態度をとるような人もいるのも確か。これも経験を積めば、嫌な人や怪しい人はキャッチできるようになります。

こちらも毅然とした態度で臨むことが大事ですね。

海外で働いてわかったこと

日本人であることにもっと自信を持っていい

周囲との和や他人のことを考える文化を持つ日本人は、海外でも受け入れられやすいです。

空気を読む。こんな目に見えないことを大切にできる人種は、日本人だけだと言っても言い過ぎではないでしょう。

この能力は、海外で暮らしていくのに、とても役立ってくれます。

 

そして、往々にして日本人は、チームワーク力が他の民族と比べて秀でています。効率よく仕事をこなす能力が非常に高いです。

 

海外で働いてまずわかったのは、とにかく日本人であることを誇りに思っていい!ということでした。

 

必要なのは勇気、失敗は経験となるだけ

何事もやってみなければ分からないことはたくさんあります。

そもそも、日本を出て海外に来た、というだけで、自分は立派な勇気の持ち主なんだ、と自信を持って大丈夫です!

 

少しでも、「やってみたいな」「やってみようかな」「できるかもしれない」と感じたものには、挑戦してみる勇気を持っていてほしい。海外でだからこそ経験できることがたくさんあるからです。

 

たとえ結果が思うような結果にならなかった、失敗だったかな、と思ったことも、それは経験を積んだに過ぎません。その経験が、自分の人生や考え方に深みを与えてくれたと思います。

 

郷に入らば郷に従えも大事

海外の職場では、自分の意見や考えをしっかり伝えることはとても大切です。自分の国の考え方、やり方の方がいいのにな、と思う場面に遭遇することもしばしば。

 

ですが、「こうあるべき」という自分の固定観念を一旦外して、その国での仕事のやり方を観察することは、自分にとっていい経験になります。

 

何か問題に直面した時に、「ええー、日本でならこうやるのになぁ」と思ってモヤモヤするよりも、「せっかくここにいるんだから、こっちのやり方を見てみよう」と切り替えると、物事を多角的に見れるようになります。

 

そして結局は、郷と日本の両方の良い部分を取り入れて仕事ができるようになります。

 

世界は優しい

移住をしたときは、海外で、違う言葉を使って暮らす上に、現地の人たちと一緒に仕事をするなんて、と、2つも3つもハードルがあるような気持ちになりました。

 

でも、結局は、言葉や見かけは違っても、同じ人間です。言葉が通じなくても、思いはわかったよ、と理解しあえることはたくさんあります。

お互いに一生懸命働いていることを認め合えます。

世界は自分たちが思うよりも、もっと優しい、ということを知ることができました。

まとめ

アイデンティティの混在化が進む社会

わたしの子供たちは、血や見た目は日本人です。でも、本人たちのアイデンティティはイギリス人と言えます。ですが、もう彼らの世代を見ていると、国籍や肌の色といったことで、人をくくることが不可能になってきたことを感じます。

1人の人間の中に、遺伝と環境からくるアイデンティティが2つも3つも混在している。そういった人がどんどん増えてきていることを感じます。

それが良いことなのか、残念なことなのか、わたしにはジャッジできません。

アイデンティティの融合は、より世界の一体化を強化してくれますが、その反面、各国の文化や伝統が薄まってしまう、という傾向も見られるからです。

ただ、そういう人がたくさんいて、受け入れられている社会に、自分としては心地良さを感じている、だからそこで生きている、といった感じです。

 

グローバルな生き方でいたい

これから先、どこでどんな風に暮らしていこうか、ということは、はっきりと決めていません。

イギリスでの生活が長い分、知人・友人も増えたので、ここをやはり拠点にしていくのかな、という気はしますが、決めつけてしまうのはやめようと思っています。

もっと自分が心地良さを感じられる土地と出会ったなら、そこに移ってもいいな、という余白を心に持つようにしています。

子供たちには、イギリスに限らず、生きたいところで、生きたいように生きることを勧めています。

世界は広いから、自分も家族も、その時その時のご縁や出会い、自分たちの心に沿って生きていこうと考えています。

結婚後の働き方はどうなるの?|家庭と仕事とのバランスを取る方法

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結婚したら仕事はどうなるの?

このように思ったことはありませんか?

 

私はまだ結婚をしていないですが、結婚後の理想な人生をビジョンとして何度も思い描いています。

この記事では結婚後の女性をテーマに仕事はどうするの?家族とのバランスはどうするの?といった点で詳しく分析していきます。

 

この記事を書いた人
ビビアン:現在福岡県在住のカナダ人。カナダ政府の仕事で来日⇒大手企業を経て⇒現在はブロックチェインマーケティングを行いながらクリエイターとして情報発信。「自由な人生を探求しながら」クリエイターの視点で夢を抱く人々を応援する情報を発信中。

 

結婚後の女性、仕事はどうするの?

結婚は人生における大きなターニングポイント

結婚は女性の人生における大きな転換期で働き方からライフスタイルまでに変化をもたらします。

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結婚しても、今までのように正社員で働く、という人。

家事と両立させるために、時短勤務や契約・パート勤務に変えたり、会社のフレックスタイム制を利用する人。

 

または、会社を辞めなければいけないケースもありますね。

旦那さんの転勤が重なるので自分が退職し、引っ越し先で転職する場合がそうです。

 

そして結婚を機に、フリーランス業や起業を考えたり、始めたりする人もいます。

このように結婚は、私たち女性の働き方に大きな変化をもたらします。

 

変化はチャンス

変化は自分を磨く、スキルアップのチャンス。

こうした変化は、時には自分の意にそぐわないこともあります。

たとえ自分で望んで決めたとしても、一度あったものをなくす、というのは、多少の不安を伴うものですよね。

 

「仕事を辞めてしまったら、キャリアが中断されてしまいそう。。。」

「収入は大丈夫かな。。。」と、いう不安は、とても共感できます。

でも、こうした変化はもう一度人生を選ぶ自由を手に入れることも意味しています。

 

本当に欲しいのは何か、

家族とどのように暮らしていきたいか、

今後はどのようなことをしていき、何を体験していきたいか…

 

新しいチャンスは変化をもたらすとともに自分を磨く最大のチャンスでもあるのです!

チャンスを活かして次にステージアップ

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結婚後の理想の生き方や働き方を描いて、自分をステップアップさせることができる。

 

ここで、自分が結婚後に「したい」働き方や生き方を描いてみましょう。

さらにその先の、家族計画や経済的なことも踏まえて考えてみてもいいかもしれません。

 

今の会社で、時短勤務にして働こうかな?

それとも、いったん辞めて、将来的にフリーランスとして自由に働けるように、前からやってみたかったWebデザインの勉強を始めてみようかな。

 

会社の広告部門でずっと働いてきたけど、Webマーケティングの知識があれば、引越し先の就職活動で役立つし、これなら在宅ワークにも切り替えやすいかもしれない。

 

このように、「好きなこと、興味があること」や、「自分に合う働き方」と向き合って、自分をステップアップさせる良い機会だととらえ、自由に想像してほしいです。

結婚後の働き方:変えるか変えないのか

ここで結婚後に、働き方を変えるケースと変えないケースについてまとめました。

結婚後の仕事:そのまま継続

同じ会社でもスキルアップは図れる

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もし、今働いている会社や仕事内容が気に入っているなら、パートナーにぜひ、結婚後、自分がその会社で働いていきたい意志を伝えて、話し合いましょう。

 

ここで大事なのは、そのまま正社員で働けるか、それとも契約やパート勤務に切り替えるかというところです。

 

ここで考えてもらいたいのは収入と働く時間です。

 

もし、パートナーの労働時間が長く、家計の多くを彼の収入が占めているとなると、家事をこなすために、自分が働く時間を短くしたり、職場での責任を軽くしてもらう必要がありますね。

これが、職場によっては、契約社員やパート勤務への切り替えとなるのです。

 

この時に、この会社で働き続けるためにできることがあります。それは、今の仕事につながる、もしくは広げるスキルや知識を身につけることです。

 

会社としても、自社のためにスキルアップして自己啓発マインド人材を手放したくありません。

 

時短勤務や在宅勤務の交渉をするときにも、スキルアップしていれば、堂々と自信を持って交渉にのぞめます。

「今の職場でそのまま継続」の場合でも、ステージアップはいくらでも図れるのです。

結婚後の仕事:変える場合

結婚後に変えるからこそステップアップのチャンス

結婚をきっかけに、職場や働き方を変える、または変えざるを得ない場合こそ、スキルアップの大チャンスです!

 

今や転職、副業、起業は当たり前の時代となってきました。

やりたいことが仕事につながっている人、やりたいことを仕事にしようと頑張っている人がたくさんいます。

 

私自身も趣味から事業をはじめ、その事業のおかげで今はIT企業に転職できました。

 

私のように副業で得たスキルが、本業の転職の助けになった、という人が増えているのも事実です。

 

特に新規事業をはじめた会社ではこうした起業精神が認められて、とても有利になるのです!

 

私はまさにその新規事業のところに関わっていますが、「即学び、「即実践」が日々要求されています。

 

今はやっているアプリ企画や大規模のブランディングも今まで全くしたことのないことですが、「もしこれが私の事業だったら、どのように取り組むのか」それを考えてできるだけ学びの時間を短縮しようとしています。

 

結婚したから人生の挑戦が終わるのではなく、むしろ信頼できるパートナーと一緒に新しい人生を作るタイミングです。

 

仕事で挑戦してみたいことやパートナーと一緒にしていきたいことを楽しく考えて設計しましょう!

結婚後、子供がいない場合はどんな働き方?

私の親戚にはまさに子供のいない夫婦がいるので、彼らに一度聞いたことがあります。

子供がいないメリット

子供がいなくていいと思ったところは何ですか?

親戚からもらった答えをまとめると以下の3つのポイントがあります。

・自由に使える自分の時間がある

・育児という責任・仕事がない

・経済的に余裕がある

 

その親戚はコロナの前では毎年海外旅行に出かけました。

仕事や事業に時間の余裕があれば一ヵ月も海外に滞在していたのです。

 

育児や金銭的な負担もないため、一年間稼いだお金を好きなように海外旅行に使っています。

女性の方は学校の先生で、フルタイムで教えています。そして、週末になると好きな本を買って読んだり、ヨガ教室に参加したり、自分のスケジュールを優先しています。

もし子供が生まれたら、準備できること

産休・育休制度、就労選択の下調べ

もし現在、会社で正社員として働いているなら、会社の産休・育休制度がどのようになっているか調べておきましょう。

また、準正社員やパート、または在宅に切り替え可能か、ということも事前に知っておくと心積りができますね。

職場の子育て先輩から情報収集

上司や同僚に、すでに子供がいる人がいたら、いろいろと話を聞いてみるのもいいですね。育児の先輩として、アドバイスや有益な情報をシェアしてくれる人がいるかもしれません。

 

もし身近に、フリーランスや在宅で働きながら子育てと両立している人がいれば、ぜひ、そういった人たちの話も聞いてみましょう。

パートナーと話し合う

そして、パートナーと、家事や育児のことについて話し合っておくことも大切です。

妊娠中もさることながら、産後の育児はとにかく試行錯誤の繰り返しです。

パートナーは、1番身近な家族であり、チーム仲間です。そのパートナーの理解や協力があるのは、とても頼もしいことです。

役所や自治体で提供されている育児支援サポートの下調べ

最近は、いろいろな子育て支援をしているNPO団体が各地域にあります。

自分の地元の役所・自治体を実際訪ねたり、各自治体のWebページで検索したりして、どのようなサポートを受けられるか調べておくといいかもしれません。

特に、親族が近くにいない場合、こうしたサポートがあるととても心強いですね。

結婚後:子供ができた場合

子供ができて家族が増えた!でも「悩み」も増えた!

自分の時間がない!

子供が生まれると、仕事と家事に加え、育児も責任のある仕事になります。

とにかく意識して取らない限り、自分の時間はなくなりますし、特に赤ちゃんの時は、24時間体制ですよね。

休む時間がままならないと、肉体的にも精神的にも疲れてしまい、ストレスにもなってしまいます。

急なアクシデントに対応しなくてはならない

朝起きたら子供が熱を出していた、子供が階段から転んで怪我をした。

このように、自分が予想しない時に、予想しない形で病気や事故にみまわれることもあるのが子育てです。

保育園に預けて仕事をしていても、子供が熱を出したら、すぐに引き取りに行かなければなりません。

パートナーや親戚、ご近所さん、友人のヘルプをすぐに求められる場合はいいのですが、そうでない場合、仕事のやりくり・調整も大変になります。

いかに臨機応変でいられるか。それも、多くの女性が抱える悩みです。

出費が増える

子供ができると養育費が増えるし、習い事や塾に通ったら、教育費もさらに増えてきます。

こういった養育費や教育費を捻出するのに、自分たちの趣味や娯楽・レジャーを控える家庭は多くあります。

収入によっては、家計を圧迫されるようになりますから、経済的な不安を抱える家庭もあります。

ここで、「副業をはじめたい!」「起業してみたい」と考える女性は多いのではありませんか?

ここでひとつ私の好きなYouTuber、女性起業家KYOKOさんの例を紹介していきたいと思います。

子育てしながら働く女性:KYOKOさん

KYOKOさんは子持ちユーチューバーです。

3人の子育てをしていた主婦から起業しました。

現在は登録者12万を超えるユーチューバーであり、会社の社長でもあります。

 

ご自身がWebで人生が変わったことから、多くの人にWebスキルを身につけてほしいと活動されています。

 

お子さんが小さかったころは、時間の捻出が大変だったことと、育児の時間を削っていることの罪悪感も。

でもお子さんの理解を得られるようになってからは、彼らの前ではパソコンを触らない、とか、休日には子供がやりたいことを一緒やる、と心がけられているそうです。

 

独立したい女性は、いろいろ工夫をすると幸せを手に入れることができるのです。

結婚後の働き方:仕事している割合は?

結婚した後にも仕事をしている人の割合は55.9%

2020年度の内閣府調査では、結婚後に仕事をしている女性の割合は55.9%となっています。

つまり、有配偶者の半数が仕事をしています。

年齢別で見ると、45歳〜49歳と、50歳〜54歳の有配偶者の労働率が高く、40歳〜44歳、25歳〜29歳がそれに続いています。

子供が高校生や大学生、新社会人になって、一旦子育てが落ち着いた人が多い年齢層と、結婚してまだ子供がいない人が多い年齢層です。

子供が幼い人が多い年齢層である30〜34歳、35歳〜39歳が若干、低くなっています。

出典 : https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/josei-jitsujo/dl/20-01.pdf

 

結婚しても維持したい「私の生き方」

「わたし」は「自由である個人」と認識すること

日本に来て少し驚いたのは「女性は男性を中心に自分の人生を考える」傾向があることです。

カナダも確かに男性をたてるというところがありますが、結婚したらお互いの理想を話し合って一緒に決めていくカップルが多いです。

結婚して家族を作った後でも、ひとりの女性として、自分の自由を意識することが大事ですよね。

 

仕事や家族ばかりを考えると精神的な疲労になりやすい。

「わたしは旦那さんより稼ぎが少ないから。。。」

「仕事を辞めて専業主婦になってから、これといってスキルも身につけていないし。。。」と、肩身の狭い思いをする必要は、全くありません。

家族とともに作りたい人生はどういう形なのか、それを考えるのはとても大切ではないかと思います。

「わたしを生きる」は立派な自立

例えば、時間の制限があり、パートナーほど稼げないとしても、

「やっぱりわたしは社会とつながっていたいな」

「自分の欲しいものぐらいは、自分で買えるようになりたいな」と思う女性がいます。

 

これは本当に立派な精神的自立の表れですよ。

結婚したら経済はシェアしていく形になりますが、自分が稼いだお金というのはとても大きな意味を持っています。

 

そのことをきちんと主張して、実現させる自由が自分にはある、ということを忘れないでください。

 

わたしらしい生き方を広げてくれる仕事と人脈

仕事は、お金だけでなく、人脈も広げてくれるツールだという考えもあります。

その人脈は、本業だけのものとは限りません。

 

例えば、仕事仲間だったAさんが、実は副業をしていた。結婚後退職して専業主婦をしていたら、副業で人手がいるようになったAさんから、手伝ってほしいと声がかかった。

こんな仕事との巡り合いは、これからますます増えてきます。

 

職場、副業、ママ友、ボランティア、興味を持って勉強し始めたコース等。

これらは全て、「わたし」の世界。そして、そこで培った人脈も「わたしらしい」ものであるはずです。

 

家庭と仕事とのバランスを取る方法

今回は、結婚と女性の仕事をテーマにいろいろな考察をしてみました。

その中で、とても大事なことは、「バランスの良さ」だと思います。

家庭も仕事も、どっちも楽しんでいい。

せっかく一緒になったパートナーや、生まれてくる子供との関係も、自分の世界である仕事も、どっちも大切。

 

これからは家庭と仕事のバランスを取れる方法を5つのポイントでまとめていきます。

 

家事は分担する

家事は意外と重労働、毎日やることがたくさんあります。

仕事で疲れるのはお互い様です。ここで、パートナーと話し合って、分担しましょう。

一緒に生活していく中で、お互いの得意・不得意がわかってくるので、自然と分担していくことがみえてくるはずです。

 

お互いに意思表示をして、話し合って決めていくことも大切。自分ができることや相手にやってほしいことを伝えてみるとよりいい関係になれるかもしれませんよ。

 

自分の時間を持つ

仕事や家族ともちょっと離れて、1人の時間を持ってみるのも、生活の中でバランスを取ることに役立ってくれます。

 

大好きな本を読む、お気に入りのカフェに行く、自然の中を歩くといった、ちょっとしたことでいいのです。

 

普段、いろいろな人に囲まれて、目まぐるしく変わる情報を目や耳にしていると、疲れがたまりやすいのです。

 

そこで、リラックスして、自分時間をご褒美してあげたらきっと、リフレッシュできますよ。

 

時短家電を大いに活用

家事の手間をラクにしてくれる、時短家電の活用もおすすめ!

洗濯乾燥機はもちろん、ロボット掃除機や食器洗浄機も、手間と時間を軽くしてくれる、とても便利な家電です。

「ラクチン」は、どんどん家事に取り入れて行きましょう♪

 

夫婦でお出かけ

子供がいないと、比較的気軽に食事に出かけたり、旅行に行ったりすることができます。

パートナーと非日常なところに行ったり、非日常な経験を一緒にするのはリフレッシュになります。

 

そして、子供がいると信頼できる人にお願いし、子供を預かってもらうのもいいですね。

海外、特に欧米では、夫婦で行動することをとても大切にします。記念日に一緒に食事をしに行くためにベビーシッターを雇う、ということもしばしば。

 

人生を楽しむことを惜しまない在り方は羨ましいです。

 

夫婦で貯蓄や投資プランを楽しむ

生活に余裕を持たせたり、将来の家族計画に備えて、夫婦で家計のことをオープンに話せるのはとても大切です。

 

経済的な不安は、考え出したらキリがない。。。でも、それをシェアできるのは心強いことです。

 

今の収入でできる貯蓄の仕方を話し合ってみる。貯蓄に余裕のあるカップルなら、お金の勉強にもなるので、投資にトライしてみるのもありです。

ビビアン
ビビアン
これがまさに私が理想とするパートナーシップです。笑

 

支え合いながら一緒に働いて、資産を増やして一緒に素晴らしい人生体験をする。

 

経済的余裕は、家庭と仕事のバランスをより強固にしてくれるし、いろんな夢を叶えてくれます。それを信頼できるパートナーとスタートできるのは本当に幸せなことです。

まとめ

いかがでしたか?

この記事は「結婚後の働き方はどうなるの?|家庭と仕事とのバランスを取る方法」をテーマに書きました。

結婚をしても自由に仕事ができ、信頼できるパートナーとともに資産を増やしていくことは私の夢です。この記事では実際に結婚した女性ライターのお力を借りてリサーチを重ねて書きました。

あなたが幸せになるヒントになれたら幸いです。

副業でスキルアップがおすすめ!理想な業界に転職した実体験

副業でスキルアップがおすすめ!理想な業界に転職した実体験

キャリアのためにスキルを磨きたい!

理想なキャリアに就くにはどこからはじめればいいか、私の実体験をシェアしていきます。スキルを磨きながら収入を得るという可能性をぜひ手に入れてみてください。
このように思っているあなたに、副業の可能性を提案していきます。

 

この記事を書いた人
ビビアン:現在福岡県在住のカナダ人。カナダ政府の仕事で来日⇒大手企業を経て⇒現在はブロックチェインマーケティングを行いながらクリエイターとして情報発信。「自由な人生を探求しながら」クリエイターの視点で夢を抱く人々を応援する情報を発信中。
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仕事で得られない経験は副業で磨く

今後のキャリアを考えてこれからの仕事を探すのが一般的です。

しかし、もし今の仕事ではあなたが手に入れたいスキルを得ることができないのであればどうしますか?

 

私は20代から幅広い仕事をしてきましたが、

「マーケティングをしたい!」と思ったのは26歳のときです。

スキルはないので仕事で積んでみたいなあと思い、転職活動をはじめましたが、

どれも「経験者がいい」ということで選考されませんでした。

 

「全く経験がないし、どこからはじめればいいかわからない!」

やっと人生のキャリアに出会ったのに、その一歩をどの様に踏み出せばいいかわかりませんでした。

 

また、会社に勤めるか、自分で事業をはじめるかと迷っていた記事なので、

一年間悩んで、個人事業をはじめたのです。

 

事業をはじめてすぐ気づいたのは、商品の計画とマーケティングがいかに大事かということ。

事業を進むためにマーケティングを勉強しながら実践し始めました。

 

はじめて事業を作ろうとした時から今までは5年間経っています。

 

最初の三年間はほとんど収益化できませんでしたが、

YouTubeの基本を学んだので、今やっている事業には役立ちました。

 

こうして少しずつ私は自分の事業(副業)で動画編集からSEOの知識までマーケティングのスキルを手に入れてきていました。

 

そして2022年の9月、福岡に移住するとともに新しい仕事をはじめています。

 

この転職に成功したのは今までの失敗体験と成功体験があるからです。

 

「あなたのようなケースははじめてです」

二次面接のときははっきりいわれました。

 

確かに、普通の会社員ならなかなか経験しないことを経験したので、採用の時も私のような人をチームに入れていいか、判断に迷ったそうです。

 

でも最終的に私は採用されました。

そして、「採用してよかった!」と代表からうれしい感想を言われたのです。

 

最初からどんなキャリアを積みたいか、それに沿った仕事ができる人は少数派。

誰しもたくさんの経験をして本当に欲しいものがわかったのです。

 

途中で転職する場合、仕事では得られないスキルを副業で得ることも可能だと、私の例を忘れないでくださいね。



副業でスキルアップがおすすめの理由

どうして副業でスキルアップするのがいいの?5つの理由をまとめてみました。

 

自由に成長できる

会社に属さず、特に全てを自分でスタートできる副業ー個人メディアでは、自由に、試行錯誤しながら取り組めます。

自分の発想や個性、やってみたいことに制限をかける必要がありません。「あれもやってみよう、これも試してみよう」と、躊躇なくチャレンジできます。

もちろん、上手くいかない時も、自分で考えたり、他の似たことをやっている人を参考にしたり、と答えを導き出すのも自分。

でもそれは、何にも代えがたい、素晴らしい経験と力を与えてくれます。

 

経済上の余裕=心の余裕

本業で定期収入を得ているので、まずは安心して取り組めます。

これで、心に余裕が生まれます。

さらに副業で収入を得られるようになると、より安心と余裕を感じられるようになります。そしてそれは、自信にもつながります。

自信がついて前向きになる

まず1つ、副業の仕事を完成させてみた、と想像してみてください。

例えば、YouTubeなら、記念すべき第1本目を配信してみた!

物販の副業なら、初めて商品が売れた!

すごくうれしいですよね。

 

この喜びが、自分をとても前向きにしてくれるのです。

転職を考えている20代の女性へ:仕事や副業のスキルを転職のきっかけにする

失敗しても叱られない

失敗しても、誰からも怒られないですよ!上司もあなたですから。

どんどんやりたいこと、試したいことに挑戦してくださいね。

 

強いモチベーションがある

与えられた仕事ではなく、自分がやりたい、やってみたいと選んだ仕事。

これは普段の仕事では味わえない自由です。当然、ヤル気もモチベーションも高くなりますよね。

人はモチベーションに突き動かされるもの。勇気もモチベーションから与えられます。

 

将来の仕事につながる副業の選び方

副業の選び方には、「今の仕事」か「理想の仕事」のどちらにフォーカスしたスキルにするか、大きく分けて2つあります。

 

今の仕事に必要なスキルなのか?

副業で稼ぎながら学んだことを、本業の仕事に活かしたい、これは十分可能です。

例えば、会社のマーケティング部で働きながら、Webマーケティングを副業にすれば、オンライン上でのリサーチ力、集客スキル、販売スキルを身につけることができます。

私はまさに副業で積み重ねてきたリサーチ力で褒められています。

今の時代、新聞や雑誌、テレビといった媒体よりも、インターネットが主流になっています。

会社によっては自社のウェブサイトに関することを外注している会社もありますね。

その場合、検索エンジン、リスティング広告、アフィリエイト広告、SNS広告といったWeb広告方法を身につければ、会社で重宝されます。

 

理想の仕事をするためのスキルなのか?

例えば、あなたが趣味でジュエリーを作ることが大好きだとしましょう。ここで、Webデザインとマーケティングができるとしたら?

ウェブサイトを立ち上げて、自己プロデュースでジュエリーのオンラインショップを持つことができますよね。

もちろん、Web系のスキルを身につけて、すぐ成功できるわけではありません。

 

しばらくその仕事を副業で続けてみることができるかどうかが肝心。

安心してください。

諦めずに数をこなせばいつかは成功します!

 

本業と副業のダブルで収入が入ると、さらに心に余裕も生まれます。

そうすると、例えば、本気でオンラインショップを運営しよう!と決心した時に、本業の方をやめるという選択もできます。

このように、自分の理想を思い浮かべて身につけたいスキルを選んでいきましょう。



今後独立するなら、今から身に着けたいスキルは?

将来的に独立や起業したいなら、どんなスキルを身につけるのがいいか、考えておきましょう。

上記の例のような、WebマーケティングやWebデザインという仕事は独立してやっている人も多いです。

動画編集が好きなら、YouTubeを始めてみる。収益化できるようになれば立派な副業となります。

さらにその経験を活かして、動画編集コンサルタントとしてフリーランスで活動する、ということも視野に入ってきます。

 

書くことが好きなら、コピーライティングもフリーランスでやっている人が多い仕事ですね。

このように、自分が好きな分野、興味のある分野で独立している人たちのことを知るのも、いいモチベーションになりますよ。

 

副業をはじめるには、2つの方法がある

ここで、副業をはじめるときの方法を2つ、まとめてみました。

 

フリーランスサイトで案件を見つける

まずは、自分のスキル・仕事を提供できるウェブサイトに登録する方法。個人で登録、フリーランスとして仕事を始められます。

日本では、この3つのサイトが利用者数が多いです。

職種も、Web関係の仕事、通訳・翻訳業、ITプログラミングからイラストレーション、動画編集と多岐にわたっています。

自分がすでに持っているスキルはもちろん、好きで身につけたスキルがあるなら、登録すると損はありません。

 

クラウドサービスで案件を取るケースは副業では一般的です。

様々な案件が公開されているし、とても選びやすい。

 

しかし、一緒に応募する人も多いので競争力が激しいのです。

企業側も実力がある人を取り入れたいので、選考の時間が長引く場合があります。

 

なので、私のおすすめは複数のクラウドサービスに登録して個人メディアを同時に作ることです。

 

個人メディアを作る

副業のもう一つのやり方として、個人メディアがあります。

有名で登録者数・利用者数が多いのが、この3つの動画サイト、SNSサイトです。

YouTube

まず、YouTubeでの成功例を紹介していきますね。

中田敦彦のYouTube大学ーNAKATA UNIVERSITY

元コメディアンだった中田敦彦さんが始めた、歴史や経済、文学、政治と多岐にわたるトピックを、中立な立場で解説している動画サイト。

中田さんはとにかく、自分の興味があることを、たくさん本や資料を読んで理解し、それを面白おかしく、そして誰にでもわかりやすく、をコンセプトに配信されてきました。

人気が爆発し、中田さんはオンラインサロンも立ち上げ、サロンメンバーとともに自分の世界を発信され続けています。

今や、日本で有名なユーチューバーの1人といえるでしょう。

   

Instagram

 

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インスタグラムでの成功例を挙げるなら、今年、美容系インスタグラマーで1位を獲得した、高城彩香さん。

ビューティークリエイター、ビューティーインフルエンサーとして活躍されています。

高城さんもやはり、自分が好きな美容の世界を専門に、実際自分が使ってみて効果のあった商品や使い方を、写真や短いビデオで紹介されています。

表現に彼女らしい丸みがあるのと親しみやすさ、わかりやすい説明、発売日などの親切な情報、発想の転換の効いた商品の使い方が人気の秘訣といえます。

自分の「好き」をそのまま活かしている成功例ですね。

    

TikTok

@kageihina誰にも言ったことない秘密教えて😇

♬ Soudatta!! (feat. Hatsune Miku) – Takenoko boy

今年9月の時点で、TikTokフォロワー数ナンバーワン(女性部門)に輝いたのは、景井ひなさん。

愛らしい雰囲気と彼女らしいファッション、ユニークな発想で、見る人をついつい惹きつけてしまう景井さん。

自分の魅力をよく理解して、自分らしく躊躇なく表現している姿が、今の人らしい。

TikTokを見ていると、まさに「自分」で、人を魅了している人が多くいます。

 

副業をはじめるときの準備

つぎは、副業をはじめる前に知っておいた方がいいことや準備できることを見ていきましょう。

 

今の会社では副業可能かどうかを確認

日本政府は、2018年以降、副業を原則認めると公表したものの、未だに副業を禁止している企業もあります。

会社によってはペナルティを課すところもありますから、事前に、今働いている会社の就業規則をチェックしましょう。

 

相談して残業の量を減らせるの?

日本の企業では、正社員はおおむね、残業・休日出勤を期待されています。

また、和を大切にする風習から、自分が残業をしないことで、他の社員に負担がかかるようになると、周りから不満が出てきます。

そういった意味でも、まだまだ会社によっては、残業の相談をしにくいところもあるでしょう。

ただ、ケースバイケースともいえます。例えば、その副業で、今の仕事に役立つスキルや経験を得ることができること、お互いにメリットがあることをアピールできれば、会社も譲歩してくれる可能性は高いですね。

自分の置かれた職場環境で、本業と副業のバランスをどのようにとりたいか、ということも考えておくことは大切ですね。

 

副業のはじめ方を教えてくれる先生を探す

今では、YouTubeを始め、無料のウェブサイトやオンラインスクールで、副業のはじめ方を紹介したり、教えたりする媒体がたくさんあります。

もちろん、専門によっては、受講料を払って、独り立ちできるようになるまで付き添ってくれるコースも多く存在します。

まだ漠然と、副業ってどんなことをすればいいんだろう、と考えている方には、YouTubeや無料ウェブサイトで調べてみるとのがおすすめです。

ある程度どんなことがやりたいかアイディアがある方なら、無料体験コース等を受けてみて、手応えを感じてみるのがいいでしょう。

友人や知り合いに、「こういうことやりたいと思っているんだ」と話しておくのも一つの手です。同じことに興味があって、もうすでにコースをやっている人を知っているお友達がいるかもしれません。

 

副業の過程を楽しもうと決める

何事も、最初から、「上手くやろう、効率よく稼ごう」と意気込み過ぎると、ただの負担になってしまいます。

せっかく興味を持って、好きで始めた副業ですから、成果だけを追い求めるのではなく、長い目で見て、その過程、今やっていることを楽しんでくださいね。

上手くいかないときでも、「でもわたしは好きなことをやっているんだ」と原点に立ち返ったり、「未知のことに挑戦しているんだから当たり前か」と冷静に自分を観られると、ホッとしますよね。

失敗も次のステップへの必要なハードルだと思えば、それは失敗ではなくなります!

自分らしく、自分のペースで進めましょう。

 

お金だけではなく趣味やパッションを活かせる副業

生きていく上で、お金は欠かせないもの、とても大事です。

でも、それ以上に大切なのは、「好き」という気持ちです。

副業は、その情熱に素直になっていい仕事ですよ。

 

好きだから何度も挑戦できる

失敗してもあきらめきれない、失敗が逆に挑戦心に火をつけるのは、好きな仕事だから。

「好き」という気持ちは、自己信頼の表れでもあると思います。

職場でも、「好き」で仕事をしている人を見てみてください。失敗に果敢に挑戦している彼らの顔には、「できないかも。。。」という曇りは見えません。

失敗やハードルを乗り越えた先に、大きな喜びがあることを知っているから頑張れるのですね。

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好きだからうまくなりたいと思う

より良いもの、より素敵なものを生みだしたい。もっと突き詰めたい。

それは人のもつ、素晴らしい向上心です。

じゃあ、どうしてそんな思いが込みあげるの?

それは、「好き」=自分の世界だから。自分そのものだから。

ですから、自分の「好き」に、真正面から向き合ってくださいね!

 

今後の働き方:副業が複業で当たり前?

これからの社会は、副業を1つにとどまらず、2つ、3つと抱えていく人が増えていく時代に移行しています。

アメリカの経済誌、フォーブズ誌やハーバードビジネスレビュー誌が示唆している働き方があります。

 

それが、「ポートフォリオキャリア」という働き方。

ポートフォリオキャリアとは、複数の収入を組み合わせる働き方のことです。フルタイムやパートタイムの雇用、フリーランスやコンサルタントとしての仕事が混じり合っています。

 

例えば、本業ではデパートでの美容販売員。

副業では、YouTubeやインスタグラムで自分が試した数々の美容製品を紹介する美容インフルエンサー。

また、美容製品の紹介だけにとどまらず、趣味のヨガや、興味を持ったアーユルベーダの知識を取り入れて、肌や身体にいい食事やエクセサイズを配信し、美容と健康のコンサルタントとしてフリーランスで働きはじめることができます。

こうして出来上がってきたキャリアが注目されて、出版の話を持ちかけられる。

この時点で、あなたは、美容販売員であり、美容インフルエンサー/コンサルタント、動画編集者であり、ライターともなりうるわけです。

このように、ポートフォリオキャリアは、仕事に多様性を与えてくれますね。

 

企業が、個人の実績に興味を示す時代

個人が、YouTubeやインスタグラムなどの動画サイト、SNSサイトで仕事ができるようになる、ということは、逆に企業が、こうした個人の働きに注目しやすくなる、ということです。

企業としては、実績をあげている人に興味を持ち、自社に関係があることをやっている人であれば、一緒に仕事をしたい、と思うのは自然なことです。

自分の「好き」から始まった副業で、スキルアップして成果を生み出す。その成果がまた、次の新しい世界を引き寄せる。

副業はいまや、本業と並ぶぐらいの可能性を秘めているのです。

 

まとめ 

いかがでしたか?

少しでも副業の可能性にワクワクしていただけたら嬉しいです。

 

スキルアップというのは学校で学ぶこともできますが、実際にアウトプットしていくのは仕事か副業ですね。

もしまだ仕事では理想なキャリアを積むことができなければ、副業としていまできることをはじめてみてくださいね。

 

副業の経験はきっと、今後のキャリアにもプラスになりますよ!

転職を考えている20代の女性へ:仕事や副業のスキルを転職のきっかけにする

転職を考えている20代の女性へ:仕事や副業のスキルを転職のきっかけにする

「スキルはないから、転職って難しいかなあ」

このように思ったことはありますか?

私はクリエイティブな仕事をはじめる前にそう思っていました。

転職したくても自分を疑うばかりで、結局前に一歩踏み出せずにモヤモヤでした。

 

この記事では20代と30代の女性を中心に転職に対する思いを調査し、仕事のスキルの整理の仕方や副業から転職する私の事例をシェアしていきます。この記事を読んで「きっと大丈夫だ!」と少しでも思っていただいたら幸いです。

 

この記事を書いた人
ビビアン:現在福岡県在住のカナダ人。カナダ政府の仕事で来日⇒大手企業を経て⇒現在はブロックチェインマーケティングを行いながらクリエイターとして情報発信。「自由な人生を探求しながら」クリエイターの視点で夢を抱く人々を応援する情報を発信中。



20代女性VS30代女性:転職に対する考え方

20代女性が転職したい理由って?

20代女性が転職したい理由について調べたところ厚生労働省が2019年に行った雇用動向調査結果で、20代女性が転職した理由のトップ3をまとめたものを見つけました。

1位 職場の人間関係が好ましくなかった

2位 労働時間、休日等の労働条件が良くなかった

3位 給料など収入が少なかった

出典 : https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/20-1/dl/kekka_gaiyo-03.pdf

 

特に1番、人間関係が良くないと、まず気持ちよく働けないし、それが職場でのコミュニケーションにも影響するので、仕事の効率も下がりますよね。

会社に行くこと、働くことが嫌になってしまいます。

本当に、職場の人間関係は本当に大切だ!と共感しています。

 

もちろん、2番目の理由ー無理な勤務時間・勤務形態は、精神的にも肉体的にも大きな負担になります。

また、一生懸命働いても、お給料が見合っていないという3番目の理由も、働くモチベーションが下がる直接な関係がありますよね。

この結果から、20代女性が、転職は、「気持ちよく、イキイキと働ける」、「無理のない労働条件で、自分の時間もちゃんと取れる」、「自分の働きが認められて、きちんと対価が支払われる」といった、環境や条件をステージアップさせるために必要だと考えていることがわかります。

また、より自分に合う仕事、将来のライフイベントを見越して安心できる会社を見つけるための転職なのですね。

20代女性の転職理由とその気持ち

30代女性が転職したい理由は?

それでは、30代女性が考えている転職は何ですか?

同じ厚生労働省の調査結果を見てみましょう。

1位と2位の理由は、20代女性と同じ結果ですが、3位が、「定年・契約期間の満了」となっています。

また、20代女性よりも、「結婚・出産・育児」の理由と、「仕事の内容に興味を持てなかった」という理由も、出てきました。

結婚・出産・育児といったライフイベント真っ只中の30代だと、正社員としてよりも、契約社員やパートとして働いている人は多いですし、家族との時間を優先するために、仕事内容よりも子育てにフィットする仕事についている人が多いです。

この結果を見て、30代女性も、20代女性と同じで、より良い職場環境と労働条件を手に入れるために、そしてさらに、時間のフレキシブルさとモチベーションを持って働ける仕事を見つけるために転職を考えているんだな、と感じました。

30代女性の転職理由

20代女性に人気の高い転職先

ここで、20代女性に、転職先として人気の職種を転職比較サイトからまとめてみました。

20代女性に人気の高い転職先1位:事務職

事務職には、一般事務・経理事務・営業事務・IT事務など、いろいろな種類がありますが、必要なのは基本のパソコンスキルで、経験がなくても比較的簡単に始められるのが魅力です。

デスクワークが中心で、営業職と比べて残業も少ないのも人気の理由ですね。

20代女性に人気の高い転職先2位:営業職

営業職よりデスクワークが多いですが、営業職も意外と人気です!

営業職は、仕事で達成感を感じたい、人とコミュニケーションをとりたい、ノルマがあるとやる気が出る、というバリキャリの20代女性が、果敢に取り組める職種でもありますね。

事務職と比べると求人倍率が低く、未経験でもヤル気があれば成果をあげられるのも人気の理由です。

20代女性に人気の高い転職先3位:技術職

技術職は、事務職や営業職と比べて、経験者が歓迎される業種です。

でも、人生長い目で見て、専門技術を身につけて、末永く仕事をしていきたいと考える20代女性が多くいるのも確か。

IT業界でのシステムエンジニアやプログラマー、Webデザイナー、製造業での製造技術者や研究・開発社員など、幅広い職種があります。



仕事をしながら、または、一旦休職して技術を勉強してステージアップを図る人も多いので、今後も積極的にキャリアップを蓄積していけます。

 

今までの経験からスキルを整理する

業務内容からスキルを整理する

転職を考えるとき、まず、自分がどんなスキルと経験を持っているのかを見直してみましょう。

例えば、服飾のショップアシスタントとして働いていたとします。

そこで身についたスキルは、セールストークやマナー、カスタマーサービス、売上分析(分析力やデータ入力)、チームプレイに必要なコミュニケーション能力があります。

また、よりお店を魅力的に見せるためのディスプレイセンスや、流行やトレンドをキャッチする能力も業務内容によってを身につけたかもしれません。

どんな職種でも、今まで働いた経験を深掘りしていくと、履歴書でアピールできるスキルを身につけていることに気付くはずです。

なので、ここで一度、それらのスキルを整理して、履歴書や面接で自分の魅力をアピールしていきましょう。

 

スキルには2種類がある

仕事で身につくスキルには、実務的なスキルと対人スキルの2種類があります。

実務的なスキル

実務的なスキルの代表格といえば、

  • 会計
  • コンピュータープログラミング
  • データ分析
  • デザイン(ウェブデザイン、プロダクトデザイン、建築など)
  • タイピングスキル

などがあげられます。

ビビアン
ビビアン
もちろん、実際にこれらの業務に関わっていなくても似たような体験が書けるため、しっかり業務内容を思い出して整理してみましょう。

対人スキル

対人スキルといえば、

  • コミュニケーション 
  • リーダーシップ
  • チームワーク
  • 柔軟性
  •  問題解決能力

などがあります。

 

これは業務内容というより、職場の人と関わったり、お客様との関わり方から整理していくものです。

どんなに小さな体験でもいいので、それを大切にして履歴書に入れましょう。

これからは各ポイントについて簡単に紹介していきますので、参考になれたらうれしいです。

コミュニケーション

これは、人と協力して仕事を進めていくのに欠かせないスキル。       

チームワークはコミュニケーションによって成り立ち、仕事で起こる問題も、コミュニケーションで解決できます。

コミュニケーションは、なにも職場だけに限ったところで使うスキルではありません。家族や友人関係の中でも大切なものですね。

リーダーシップ

「◯◯さんになら、任せられる」と、仕事仲間や仕事相手から信頼を得るのに必要なスキル。いいチームワークや職場環境は、いいリーダーシップがある表れですね。

前職で、例え自分がリーダーシップを取る立場でなかったとしても、その職場でリーダーシップを取っていた上司や仲間のことを思い出して整理すると、前職で学んだこととしてアピールできますね。

チームワーク

円滑なチームワークは、仕事の効率や成果を格段にアップします。

チームワーク力は、企業が個人に求める大切なスキルの1つです。

自分が前の職場で、どんなチームワークで働いていたか、それによってどんな仕事の成果が得られたのか、ということを振り返ってみましょう。

柔軟性

柔軟性とは、例えば、自分の意見を持ちながらも、他人の意見にも耳を傾けて、「じゃあ、私と彼女の考えを合わせて、どんな方法がとれるかな」と考えられるスキルです。

柔軟性があると、人と衝突するリスクを避けられます。そして、自分の視野や考え方も広げてくれます。

仕事を通して、自分の考え方が変わった、広がった、と感じた出来事を見直してみましょう。

問題解決能力

仕事で問題に直面したとき、状況や人のせいにせず、自分で「何が原因だったか、じゃあ何ができるか」を考えられるスキルです。

冷静さと客観性、柔軟な考え方が必要とされる、とても高いスキル。ですから、企業でも高く評価され、求められている能力です。

仕事で問題が起こった時に、自分や上司、仲間がどのように対応したか、振り返ってみてください。解決の鍵が見えてくるはずです。

理想な働き方をするために今からできること

理想な働き方をするために 今からできること

理想なワークスタイル・ライフスタイルに合う勤務形態

家と職場が別れている方がメリハリがあって好きな人や、人と実際話をして、対面で仕事をする方が好きな人はそれぞれ違う勤務形態を好みます。

また、自分のペースで働ける方がストレスフリーであれば、在宅の方がいいかもしれません。

ここでは「できるかできないか」を考えるのではなく、まずは自分が好む理想の働き方を大胆に描いてみましょう!

会社の労働条件の下調べ

働いてみたい職種の労働条件に関して事前の調べが大事です!

例えば、応募する会社の事務職は残業が多いのか、働き方はどうなのか、応募すると同時に調べておきましょう。

そうすると、面接の時に確認できるし、実際働き始めて、「話が違う!」とガッカリするリスクが少なくなりますね。

身につけたい専門技術を習得する

もし今後、子供を産んだら、しばらく子供のそばにいたいなと考えると、家でできる仕事が理想かもしれません。

それを叶えてくれるのはパソコン業務がメインの専門職が多いでしょう。

 

例えば、Webデザインは色彩感覚があるし、デザインを楽しむ人が学びやすい専門技術です。

もしマーケティングが好きで、商品を魅力的に見せるのは得意のであれば、Webマーケティングも考えられます。

興味のある分野の専門技術を習得しておくことは、家でフリーランスとして働くにしても、転職するにしても、必ずいきてきますから!

シーライクスは宗教?|女性クリエイターが参加した無料体験レポート!

20代で未経験でも転職しやすいおすすめの業界と職種

20代未経験者歓迎の業界や職種があるのはこうした理由の募集が多いです。

・その業界での人手不足、経験者不足

・バイタリティがあって、覚えが早い若い人がほしい

・違った業種で働いていたとしても、働いた経験から得たスキルや経験があるし、それを活かせる

20代の働き方や価値観に合わせて、転職におすすめの業界と職種を調査しました。

 

20代未経験者でも転職しやすいおすすめの業界

・IT・通信業界

・インターネット・広告・メディア業界

・商社

・サービス業界

・金融業界

・メーカー業界

・建築・不動産業界

商社とサービス業界は、未経験者が転職しやすい業界トップ1とトップ2となっています。

 

IT・通信業界は、業界の拡張と共に、人材の需要が高まっているのと、20代向けの無料スクールや、企業が数ヶ月かけて研修するなど、未経験者の転職を促す環境があるのが特徴です。

IT業界は近年、テクノロジーの進化によってかなり変わってきています。

若い人はもちろん、経験のある方も日々勉強をしていかないと落第してしまいます。

私が働いているWeb3.0(ブロックチェイン)業界はまさに2020年から急に人気が出てきた急成長産業で、まだまだ挑戦する甲斐があります!

20代未経験者でも転職しやすいお勧めの職種

・営業職

・ITエンジニア

・コンサルタント職

・総務・人事・カスタマーサポート職

 

営業職は、前職での経験よりも、コミニケーションスキルや人柄が重視される傾向があります。

専門性は、入社してから身につけてもらえばいい、と多くの企業が考えているようです。

また、ITエンジニアは、IT業界の拡大と人手不足から、将来に向けてますます需要が高くなる職種なので、手に職をつけたい女性にはおすすめです!

 

「実体験」副業から得たスキルで転職に成功

ここまでは仕事から得られたスキルをメインにみてみましたが、実は副業から得られたスキルも転職には有利なのです!

私は2022年9月からブロックチェイン関連のマーケティングを担当するようになりましたが、それまでにはIT業界と関係のない仕事ばかりをしてきました。

正直、今回の転職に成功にしたのもとても運がいいと感じています。

この素敵な機会に感謝する気持ちでベストを尽くしています!

 

今までは何の仕事をしてきたかというと、政府関係の翻訳通訳だったり、旅行会社のツアー企画だったり、語学学校のコーディネーターといった職業がメインでした。

どれもマニュアルがあれば簡単にこなせるもので、飽きることは多かったです。

20代は「自分に合う仕事に就きたい!」と願い、転々と職業を変えてきました。

 

一体自分に合うのは何か、

何をしたら楽しいと感じるのかを考えて最終的に分かったのは、

「私が好きなことは仕事から求めることはできません」という結論。

 

なぜかというと、クリエイティブなことがしたくても、素人にコンテンツ制作やマーケティングの企画を任せられる企業が少なく、実力で採用するところが多いからです。

 

「新卒じゃないから」

「何のスキルもない」

と、20代後半悩んだあげく、趣味でクリエイティブなことをはじめようと決めました。

 

最初はYouTubeに挑戦して、3年間失敗の連続。

一旦放置しました。

 

そして2020年、「伝えたいメッセージ」を見つけた時再スタートしたのです。

 

そこで学んだのは「情報発信は情報発信するのではなく、人をサポートすること」です。

やがてYouTubeチャンネルは副業になり、私も動画作成からブログ制作に移りました。

日本語で記事を書くのは苦手ですが、文字で伝える楽しさは動画制作のと変わらないことに気づいたのです。



今は私の記事を丁寧に直してくれている編集者さんがいるので、安心して記事をアップしていますが、このブログをはじめた初期は、ひたすら日本語を書いていました。

 

こういった努力と試みは一体何になるかというと、当時直感に従って副業をはじめた自分にはわかりませんでした。

 

ただクリエイティブな仕事をしたい、そのためにスキルを身に着けたい!

そう思っただけです。

 

2022年5月に、東京のあるITイベントで偶然にブロックチェイン産業に触れる機会がありました。

その時からWeb3.0(ブロックチェイン)の魅力にはまった勉強したり、このブログでも情報発信をはじめたのです。

 

7月の時、福岡に戻るタイミングで福岡での仕事を探しました。

そうしたら、英語が話せるブロックチェイン慣例のマーケターを探している会社と出会い、その会社は今、私が勤めているところです。

 

人事の方や代表が私の履歴書を見た時、少し驚いたらしいですが、

副業でやってきたスキルと努力を認めたため、前例のない採用となりました。

 

今は働いて一ヵ月が過ぎていますが、ブログやコンテンツ制作のために訓練したリサーチ力が会社の中で高い評価を受けています。

 

ブロックチェインはずっと前から携わっていますか?と、聞かれることもありました。

「いいえ、好きだからいつも学んでいます!」と、自信を持って本当の私をみせることができます。

 

副業だから転職に弱いということはありません。

すべてはタイミングなのです。

人材を求めている会社があなたを認めてくれる場所なのか、それに尽きます。

足りないものがあればいつでも学び始めますし、それを副業で蓄積していけるのは本当にいい方法です。

 

お金を得ながら、理想なキャリアを思い描く。

諦めなければ、いつかそれが実現しますよ!

 

20代後半の転職は厳しいの?

日本では、20代後半の転職は厳しいと考える人が多いでが、その背景にあるのは以下の3つがポイントだと考えられます。

「未経験歓迎」でなくなる、と思っている

日本では、早い人で18歳ぐらいから、遅くても大学を卒業した20代前半から仕事をしている人が多い社会です。

20代も後半となると、ある程度の経験を積んでいるとみなされる雰囲気になり、即戦力が求められる、と思いがちです。

その思い込みが、転職は厳しいだろうなぁ、と躊躇させてしまうことも少なくないですね。

実は実力重視の海外でも似たような「悩み」に落ち込みやすいですが、足りないものは今からまなべばいいと、ポジティブに考えている人が比較的に多い印象があります。

ポテンシャル採用が少なくなる

20代前半は、「とりあえず、若いからのびしろがある」と、若さを理由に、未経験者を採用する企業も多いようです。

でも、20代後半になると、経験と知識を期待され、ポテンシャル採用の枠が減ってしまいます。

なので、20代前半は意識してスキルや経験を身に着けたほうがいいかもしれません。

 

実は、私は20代後半になってスキルが大事だと気づきました。

しかし、仕事ではなかなか専門性の高いスキルが習得できなくて、副業ではじめたYouTubeやブログを実践しながら少しずつ経験を積んできました。

もちろん、「仕事じゃないから認めない」とか、「組織の中じゃないから、個人のスキルはね」と考えている企業もありますが、「ひとりでここまで頑張っている!」と、小さな成功を祝ってくれるところもあります。

ですから実力は必ず仕事からというわけはなく、好きなことからでも実績を積み重ねることが可能です!

20代後半から30代は、ライフイベントが始まる時期

20代後半から女性は、結婚や出産といったライフイベントが始まります。

「結婚したらすぐ辞めるかもしれない」、「産休をあげなくてはいけなくなる」と考える企業も、まだまだ少なくありません。

 

こういった理由はあるけれど、やっぱり何かしらの仕事をして身につけた経験・スキル・知識があることは、ポジティブな強みです!

「もう私は…」と考えるのではなく、「私の強みを認めてくれる会社に出会いたい!」とポジティブに考えてみましょう。

あなたが求める理想の生活と働き方をあきらめなければ、いつか手にするのですよ。

 

20代から理想な転職をするためのポイント

企業のビジョンや理念を確認してから応募する

企業を選ぶ時に、そのビジョンや由来そして、雇用規則を知っておきましょう。

 

企業が雇用者に与えている、例えば勤務形態、フレックス制度を取り入れているか、雇用者にどのように働いてもらいたいかなどを知っておくと、面接も納得して臨めますし、実際働き始めても、「思っていたような会社じゃなかった」というギャップに悩まされることが少なくなります。

こうした情報を積極的に発信しているところがあれば、口コミサイトで読むことも可能です。

ただし、口コミサイトの場合、数年前の口コミなら今の状況と違うところがあるので注意が必要です。

転職する理由を具体的にし、その企業にとって有利なものにする

転職の理由を明確にして、はっきりと会社に示しましょう。

自分が前職で身につけた経験を活かしながら、もっとスキルアップしたい、知識を広げたいとアピールできれば、企業もポジティブにとらえてくれます。

志望動機はしっかり書く

どうしてうちの会社で働きたいのか?それは、企業側が一番知りたいところです。

自分が感じている会社の魅力、例えば、ビジョン・社風なのか、勤務形態なのか、スキルアップなのか、といったことを明確に書くとアピール力があがります!

志望動機がはっきりしていると、企業もあなたいう人物をとらえやすいからです。

働きたい仕事の分野を特定し、ブレない

自分がやりたい職種をはっきりと特定、統一しておきましょう。

他の会社で応募している部門が違っていたり、事務職と言っていたのに、なぜか店舗のアシスタントも応募している、いったいこの人は何をしたいのかな?と、企業も、軸がない人には魅力を感じないはずです。

好きな分野で仕事が見つかると期待して、ブレないように自分の魅力をアピールしていきましょう。

まとめ

この記事は「転職を考えている20代の女性へ:スキルがない時から準備しよう」をタイトルに内容をまとめました。

今までの仕事から得られたスキルを整理したり、理想なキャリアを思い描いて今から行動したり、選択肢はいつでもそばにあるのです。

私もかつてスキルは全くありませんでしたし、仕事から得られるような状況でもありませんでした。

泣いたり、諦めたりすることもありましたが、

やっぱり理想な人生を手放したくないので、7年間かけてゼロから磨き始めたのです。

その結果は今の仕事。

IT業界の最先端で経験を積めるのは本当にありがたいし、大切にしていきたいと思っています。

 

仕事はただの収入源だと思っていましたが、YouTubeとブログをすることでお金に関する見方も変わり、今は好きなことを仕事にするのは当たり前だと感じていますし、お金は幸せの流れだと思っています。

 

この記事を読んで少しでも元気を出していただいたらうれしいです。

スキルは足りない!なら今からまなべばいい!

女性が手軽にWebスキルを学べる学校ーシーライクスでは無料の学び体験会があるので、ぜひ参加してみてくださいね。



女性の働き方海外から見て日本の働きについて思ったこと

女性の働き方海外から見て 日本の働きについて思ったこと

日本に来て4年間が経ちます。

文化はもちろん、働き方もいろいろ違うところがありました。

この記事では女性の働き方をテーマに、海外と日本で体験した働きの違いについてシェアしていきます。もし今の働き方に対して少しモヤモヤの気持ちを持っていればこの記事からヒントが得られたらうれしいです。

 

この記事を書いた人
ビビアン:現在福岡県在住のカナダ人。カナダ政府の仕事で来日⇒大手企業を経て⇒現在は動画クリエイター。「自由な人生を探求しながら」クリエイターの視点で夢を抱く人々を応援する情報を発信中。

 

女性の働き方:アメリカ版

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アメリカ人女性のモチベーションは「自己実現」

フルタイムやパートタイム、フリーランスといった多様化した働き方が存在するアメリカ。女性の社会進出も、世界でもトップクラスに属しています。

そのような社会で働く女性たちが大切にしていることは「自分らしさ」。

仕事はただの収入源にとどまらず、仕事を通して自分を表現すること、自分らしく生きること、自己実現を体現させることがアメリカ女性の強いモチベーションとなっています。

増える「女性起業家」

そのような風潮の中、副業を始めたり、起業をする女性たちも増えてきています。

アメリカでは副業は禁止されていないこと、起業したい女性を支援する都市が多く存在することがその背景にありますね。

 大手パソコン会社、デルが2017年に公表した調査によると、

 「女性起業家の成長を促す都市ランキング」では、ニューヨークが1位、サンフランシスコが2位を占め、その他にも、ボストン、ロサンゼルス、ワシントンDCやシアトルが上位10位に入っています。

出典:http://dell-global-we-cities-2017-index-executive-summary_final.pdf

この調査でわかるのは、女性起業家の現象はアメリカでは増えつつあり、大きな街ほど栄えていることです。

日本でも東京、大阪、そして福岡では女性の社会進出が進んでいますね。



個人主義社会という土壌で、イキイキと働く

自己実現を追求したい、何かビジネスを始めてみたい。こういった強い起業精神は、自分を自由に表現できる社会、個人の考え方が重視される社会でこそ培われます。

イキイキした人が生み出す、イキイキとした社会。個人を重んじる海外の働き方を見て改めて、「働く」ことの意味を考えさせられますね。

 

女性の働き方:イギリス版

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仕事」と「プライベート」のバランス

イギリスも、世界で女性の社会進出が高い国の1つです。

そんなイギリス人女性たちが大事にしているのは、仕事とプライベートのバランス。

どんなに仕事をバリバリこなしていても、定時にはサッと切り上げますし、「今日は◯◯のコンサートに行くから、1時間早めに終わってもいい?」と言っても、「あら、いいわね、楽しんできて!」と返ってきます。

医者でありながらもプロのスポーツ選手、といった女性が存在するのもイギリスならではかもしれません。

イギリスはやるべきことをきちんとやり、成果を出していれば認めてもらえるような大様な社会です。

 

イギリスでも増える女性起業家

アメリカ版で取り上げた、米デル社の「起業したい女性を支援する都市ランキング」でも、実はロンドンが第3位に入っています。

ただ、イギリスの場合、副業として起業するのではなく、メインの仕事としての起業が多くみられます。特に、アフリカ系イギリス人女性たちの起業が目覚ましく、移民社会の元気さを見せてくれています。

出典:https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/special/2018/0301/94997840949dff0e.html

 

男女平等が行き届く社会で

女性が臆することなく、自信を持って働ける。それには女性尊重を重視する男性たちの存在も欠かせません。

男だから、女だから、といったジェンダーの壁のない社会で、「わたし」として働く女性たちが、また次世代に誰もが働きやすい社会を引き継いでいく。

そんなことが、このイギリス社会から見えてきます。

 

子育てと家族の両立:海外VS日本

海外の子育て:男性も一緒に子育て

女性の社会進出が著しい欧米では、男性の育児参加が当たり前になっています。

女性が仕事と家庭の両立をしやすいのは、男性の協力があってのこと。

例えば、イギリスでは、女性が出産するとマタニティリーブ(産休)はもちろん、パートナーの「パタニティリーブ」が認められています。

出産前にも、助産婦さんたちが運営する「親になるための学習会」に夫婦で参加する人たちが多く、「パパにできない唯一のことは、母乳授乳だけよ!」と徹底的に男女平等育児をたたきこまれます。

 

子供がいても「自分らしさ」は忘れない

実はヨーロッパ諸国や日本ほど、産休制度が整っていないアメリカでも、女性たちが自分のキャリアを追求するために、高い保育料を払ってでも仕事を続けるケースが多いです。

母親であること、妻であることの前に、「わたし」であることを大切にしています。

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私は一人暮らしですが、20代前半の時はあまり「自分らしさ」を大切にしていなく働くことに力を入れていました。

 「実績を出さなきゃ!」

 「もっと上に行きたい!」など、

すごく重い気持ちで仕事に取り組んだのです。

しかし、その結果は病気になることでした。

 

慢性的な腹痛に襲われて、少しストレスがあったらすぐ痛くなっていったのです。

なんか違うよね…

その時から少しずつ考え方を変えたのです。

 

「仕事はよりよい人生を過ごすためにする」

「理想を追いかけるときもちゃんと自分の時間を作りたい」

 

 このように「やらなくちゃ」が「自分のペースで行おう」へシフトしていき、痛みも消えたのです。

  

経験からして思ったのは、どんな時でも自分を見失わない、自分を大切にすることは現代を生きる女性にとっては本当に大切なことです。

 

日本の子育て:制度は整っているが、男女平等へ社会的意識が低い

日本は、世界的に見ても、産休・育児制度共にとても整えられている国の一つです。

ただ残念なことに、制度があっても、女性が妻・母親という役割に縛られやすい社会意識が根強く残っているため、女性が仕事を続けにくい状況、もしくは働く女性に負担がかかりやすい状況が未だ残っているのが現状です。

 

子育てと仕事が両立しにくい 

男性が家計の柱になっている家庭が多い日本社会では、彼らが育児に参加したくても、残業時間や夜のお付き合い時間が長いと、家にいる時間が必然的に少なくなります。

その分の家事・育児は女性がカバーせざるを得なくなります。

子供が産まれるまでは共稼ぎをしていても、育児が始まると、自分の収入や時間、保育費・養育費とのバランスを考えて、家庭に入ることを決める女性は少なくありません。

この悪循環から抜け出すにはひとりの女性として、自分の感覚を優先すると決意することが大事になってきます。

 

わたしは○○をしたいんだ。

わたしは○○のような暮らしをしたいんだ。

そのように少しずつ自分の気持ちを認めてあげることが変化のスタートです。

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女性の働き方:海外から見て思ったこと

海外で働いた経験から感じたのは、日本の女性も、自由に、妻・母・娘といった役割から自分を外して、「わたし」として働き方を選んでほしい。

日本人の女性は本当によく相手に尽くしています。

時々、自分を見失うぐらい相手を大切にしています。

 

もう充分、頑張っていますよ。

だからこそ、ひとりになって、自分の気持ちをゆっくり感じる時は「わたし」であることを意識してほしい。

 

ご褒美として大好きなケーキを食べたり、ヘッドスパを受けたり、友人と海辺に行ったり…

こうした小さな幸せが人生の幸せにつながります。



転職に対するポジティブなイメージを

日本では、一旦会社に就職すれば、退職まで同じ会社で勤め上げる、という在り方が美徳、とされていました。

転職者は、会社で役に立たなかった人という社会的な認識があります。

 

反対に欧米では、転職はスキル・給与アップの大事なプロセスで、個人的にめでたい出来事。

また、会社と個人の関係も、完全に「ギブアンドテイク」ですから、よりハッピーに働ける環境を追い求めるのは当然の権利、と認識されています。

日本にもこういった考え方が広がっていったら、より多くの女性が自由に、幸せに人生を楽しんでいけると信じています。

 

そして、日本が女性にとって働きやすい社会になるには、男性の意識改革はもちろん、女性自身も、「自分には選択の自由がある」ということを認識すべきだと思います。

自分の気持ちを大切にしてほしい。

 

多様化する女性の働き方:本業と副業のバランス

最近日本でも、女性が副業を始めるケースが増え始めています。

特に、2018年以降、厚生労働省が副業を原則認める、と公表したことと、コロナ蔓延の中、インターネットを利用した在宅ワークが可能となったことが背景にあります。

つまり、副業で新しいことに挑戦して、キャリアアップにつながるスキルを得るのは以前より簡単になっていますね。

 

副業従事者が多いのは非正社員

さらに、東洋大学経済学部経済学科准教授、川上淳之氏が行った調査では、本業が非正社員で副業をしている人が最も多く、正社員で副業をしている人は少ないという結果が出ています。

また、年収1000万円以上の高収入所得者と低収入所得者の両者が副業をしているケースが多く、中間層の副業は少ない、ということも明らかになっています。

女性の場合、介護をしながらの副業、シングルマザーの副業も多く見られるのが特徴ですね。

 

本業と副業のバランス:副業はスキマ時間に

人気女性雑誌「MORE」が20〜30代の女性100人に行った調査(2020年3月)で、空いた時間を利用して、生活費の足しにするために副業をする女性が多い、という結果になっています。

出典:​​​​https://more.hpplus.jp/odekake/o-matome/56378/1/

 

スキマ時間を利用してちょっとお小遣いができるので、自己磨きにかけられるお金もまた増えていきます。そうすると、生活の質が高くなるし、もっと幸せを感じられます。

もちろん、スキマ時間ではなく、スキルにつながる何かを身につけたければ、まずは将来才のあるスキルを学ぶことがいいかもしれません。

例えばWEBマーケティングのスキルを身に着けると、クラフトの販売や自作のジェラリーも売ることができます。

WEBデザインのスキルを身につければ、企業から案件を取って、毎月5万~10万円の収入アップも見込めます!

女性が理想な暮らしをはじめるのは、こうしたスキマ時間の積み重ねが大事ですね。

 

そして、このように考えている女性は増えています。

私が参加したあるオンラインス勉強の体験会では、WebデザインのスキルやWebマーケティングのスキルを身に着けて、副業で年間100万を稼いだり、フリーランスの独立に成功した女性が多く紹介されました。

シーライクスは宗教?|女性クリエイターが参加した無料体験レポート!

 

友達の中でも、Webライティングのスキルを学んで、地元の新聞会社のレポーターに変身した20代の女性もいます。

彼女のインタビューはこちらに書いたので気になれば読んでみてください^^

クリエイティブな仕事|未経験から女性WEBライターへ【インタビュー】

まとめ

女性の働き方では、海外と日本とは大きく変わったところはないかもしれませんが、仕事に対する意識の違いはメインのポイントです。

海外では副業をすることにそれほど抵抗はなく、むしろ副業で好きなことをして、そこからやりがいを感じる女性はすくなくありません。

仕事やお金のために働くという意識より、自分の人生を豊かにするためと考えている海外の女性は比較的に多いです。

そのため、週末起業や、勉強会などが盛んでおり、大人の女性として「自分らしさ」をアピールしています。

 

しかし、現在の日本では、「自分らしさ」を出していきたいと思う女性も増えており、特に20代や30代の女性の間では、スキルアップの学びが盛んになっています。

キラキラして理想な生活をかなえようとしている女性を見ると、応援したくなりますよね。

 

まずは、理想とするライフスタイルは実現可能と信じて、それを実現する方法を探すところからスタートするのは大切です。

一回や二回で失敗したからやめるのではなく、違う方向でアプローチする。

人生を積極的に生きようとする姿は、これからの日本人女性の魅力になると信じています。